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マーケティング
公開日2019/02/27

2018年で最も多く利用されたソーシャルログインはLINEログインが56.1%で初のトップに

株式会社フィードフォースは、ソーシャルログイン・ID連携サービスであるソーシャルPLUSを導入したサイトにおいて、LINE・Yahoo! JAPAN・Facebook・Twitter・Googleの5種類のアカウントを対象に、2018年2月~2019年1月のソーシャルログイン利用状況調査を実施、その結果を公表した。

 

 

ソーシャルPLUS導入全サイト全てを対象とした調査結果

過去1年間で最も多くソーシャルログインに利用されたアカウントは、LINEログインが56.1%でトップとなり、2018年調査時と比較して約2倍に上昇した。

 

また、ソーシャルログインの利用デバイス割合はは昨年の調査結果が82.6%だったのに対して、今年は更に6.9ポイント増加して89.5%となっており、モバイルでのソーシャルログイン利用が更に広がっていることがわかる。

 

デバイス別のソーシャルログイン利用アカウントの割合はPCはYahoo!ログインの利用率が59.6%と最も高く、2位のFacebookと3倍以上の差をつけて1位となっている。

 

またモバイルでの利用率はLINEが61.6%と過半数を超えている。2017年以降、ソーシャルログインの中では後発であるLINEログインの利用ニーズが高まっており、昨年の32.2%から約2倍に増加する結果となっていることから、2018年以降もこの傾向が続いていることが伺える。

 

また、LINE・Yahoo! JAPAN・Facebook・Twitter・Googleの5種類のソーシャルログインをすべて実装しているサイトのみを対象に、直近2ヶ月のソーシャルログイン利用状況も調査した。結果は、LINEが42.6%でトップとなり、続いてYahoo! JAPANが35.4%、Googleが8.9%、Facebookが8.4%、Twitterが4.7%となった。前回調査時と比較して、LINEは9.7ポイント減少するもトップは維持する結果となった。

 

 

業種別ソーシャルログイン利用状況

業種別に見てみる。ECサイト・メーカーサイト・求人情報掲載サイトの3パターンで分類しているが、いずれの場合も最も多く利用されたのはLINEログインであった。

ECサイトでは、LINE 49.8%、Yahoo!JAPAN 24.9%、Google 11.6%の順に利用率が高く、商品値下げ・発送完了のお知らせなど、商品購入に関わる情報をLINEでタイムリーに通知することが可能なため、LINEログインによるID連携を促すケースが増えている。ユーザーにとっても利便性が高いため、LINEログインを利用するユーザーは今後も増えていくと思われる。

 

また、同じECサイトの中でも、SNSと連携したプロモーション企画に合わせてソーシャルログインを実装するケース、定期購入などリピート促進を目的にLINEログインでID連携や友だち追加を促すケース、実店舗とECサイトのポイントを統合するためにID連携を行うケースなど、業態や目的に応じて様々な活用方法で導入されている。そのため、ファッション・化粧品・食品の3ジャンル比較では、LINEが最も実装されていることには変わりないが、ファッションECサイトではGoogle、Twitterの実装率が比較的高いのに対して、化粧品ECサイトではYahoo!JAPAN、Facebookの利用率が高いなど、ソーシャルログイン利用率は異なっている。

 

次にメーカーサイトについては、LINE 57.2%、Yahoo!JAPAN 28.2%、Twitter 7.4%という結果になり、商品のプロモーションを目的にしたキャンペーンの応募時にソーシャルログインを促し顧客接点を獲得するケースがあり、LINEと連動したキャンペーンではLINEログインが多く利用される傾向がある。また、ソーシャルPLUSを導入したサイトの中でGoogleログインを実装しているメーカーサイトはなかったことから、メーカーサイトでのGoogleログイン実装率は極めて少ないと予想される。

 

また、求人情報サイトでは、LINE 38.9%、Google 26.3%、Facebook 20.5%となり、他業種に比べてGoogle、Facebookの利用率が高い結果となった。また、LINEの利用率は他業種と比較すると低くなっているが、求人情報に関するお知らせをLINEで通知できるサービスが徐々に普及しているため、今後利用率が高まっていくと予想される。

 

 

今回の調査結果では、昨年トップの導入率だったYahoo!JAPANをLINEが追い抜く形となったことがわかった。ソーシャルログインはこれまで「新規会員登録率の向上」や「再ログイン時の利便性向上」を目的に企業が運営するサイトに導入されることが多い状況だった。しかし、2016年にLINEが企業が運営するLINEアカウントとの連携するLINEログインがリリースされたことを機に顧客とのOne to Oneのコミュニケーションが行えるようになり、2017年以降はLINEログイン実装サイト数が大きく増加し、同時に利用ユーザー数も大きく伸長する結果となった。

 

<参考>

過去1年間で最も利用されたソーシャルログインはYahoo!ログインで32.5%

 

 

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