初期費用、月額、販売手数料無料で国内外へのECビジネスの展開が可能なECプラットフォーム「Cafe24」を運営するCAFE24 JAPAN株式会社は、アメリカ最大のショッピングアプリ「Wish」とシステム連携を実現し、8月18日より「Cafe24」のECモール一元管理サービス「Cafe24 マーケットプラス」にて提供を開始する。
これにより、「Cafe24」を利用しているEC事業者は、ECモール出店サービス「Cafe24 マーケットプラス」を通して、追加費用の発生なく簡単な操作で「Wish」で商品を販売することができる。
連携に至った背景
新型コロナウイルスの影響で、世界的にECサイトの利用が拡大している中、越境EC市場が大きく成長しており、その市場規模は、2030年までに年平均成長率26.2%で成長するとみられている。また、国内でも、コロナ禍の訪日観光客の減少によりインバウンド消費が落ち込む状況下で、新たな販路拡大の手段として越境ECに参入する事業者が増加しつつある。
このような背景から「Cafe24」は、世界の越境EC市場のニーズに対応するとともに、日本国内のEC事業者の越境ECによるビジネス成長をサポートするべく、アメリカ最大のショッピングアプリ「Wish」とのシステム連携に至った。
連携のメリット
主なメリットは大きく分けて3つある。1つ目は、「Cafe24」を利用中のEC事業者は、「Cafe24 マーケットプラス」を通して、追加費用なしで「Wish」で商品を販売することが可能なことだ。また、コストを抑えながら、越境EC市場へ販路拡大が可能となり、日本国内のEC事業者にとっては、更なるビジネス成長に繋がる。
2つ目は、業務を効率化で、「Cafe24」上にある商品データを「Wish」でそのまま利用できるだけでなく、「Cafe24 マーケットプラス」の管理画面内で、商品登録・変更や配送、受注情報までの一元管理が可能。また、容量無制限で使えるサービスのため、商品数や受注件数に関係なく「Cafe24 マーケットプラス」に備えられている全ての機能を利用できる。
3つ目は、大型ショッピングアプリの活用により、商品に対する消費者の信頼度を高めることができる点だ。「Cafe24 マーケットプラス」を通して「Wish」で商品を販売することで、これまでアプローチできなかった世界の見込み顧客の信頼獲得・認知度の向上に繋がり、EC事業者のショップの宣伝効果およびビジネス拡大に期待ができる。
今後もCAFE24 JAPANは、国内外の有数の企業と連携を強化し、多くの事業者のECビジネス成長を支援するとともに越境ECの成長に寄与していくとのこと。