国内外のビジネス展開が可能なECプラットフォーム「Cafe24」を運営するCAFE24 JAPAN株式会社は、東南アジア最大ECモール「Shopee」の日本法人であるショッピージャパン株式会社との連携強化により、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンの4カ国を新規追加し、9月30日より「マーケットプラス」にて提供を開始する。

 

 

これにより、「Cafe24」を利用するEC事業者は、自社サイトに商品を登録するだけで、「Shopee」が展開する東南アジア5カ国へ販路拡大が可能になる。

 

 

連携強化の背景

 

昨今の東南アジアのEC市場は、世界で最も急速に成長が続いていることで様々なグローバル企業が注目しており、Google、Temasek、Bain & Companyにより発表された「e-Conomy SEA 2020」によると、東南アジアの2020年の流通取引総額は約6兆5,736億円と、2019年の約4兆290億円から63%増加している。

 

さらにコロナ禍で来日することが叶わない外国人の「日本ロス消費」により、日本製商品のニーズがますます増加しており、現在、東南アジアのEC市場は、国内企業の新たなビジネスチャンスを創造できる魅力的な市場となっている。

 

そこで、連携を強化し、「Cafe24」が提供するECモール出店サービス「マーケットプラス」にて今年8月に提供を開始した台湾に続き、販売対象国にシンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンの4カ国を新たに追加するに至った。

 

また、「Cafe24」を利用するEC事業者は、数回のクリックだけで簡単かつシームレスに越境ECを開設し、日本製の需要が増加している東南アジアの消費者に向けて商品を販売できるため、国内企業のビジネス成長が期待できる。

 

 

ShopeeとCafe24について

 

Shopeeは東南アジア・台湾で最大規模のECモールで、Shopeeではアジアやその他新興国市場の消費者・ブランド・販売事業者が繋がり、誰もが・いつでも・どこでも商品を売買できる。簡潔な支払い・物流システムを基盤とした幅広い商品の品揃え、各市場向けにローカライズされた人気のライブストリーミング・ゲーム・SNS機能などが人気を支えている。

 

一方、越境ECプラットフォーム「Cafe24」は、ネットショップ開業、広告・マーケティング、決済、配送、海外進出などEC開業や運営に必要な仕組みをワンストップで提供している。アイデアや商材があれば個人事業主から法人問わず「Cafe24」を利用することで、月額固定費無料により、費用に関する心配なく迅速かつ簡単に国内外に向けたECビジネス展開が可能となる。

 

 

今後もCafe24は、より多くのEC事業者様が越境ECによるビジネス成長を目指すことができるよう、高度なプラットフォーム提供に注力するとのこと。