株式会社ピアラは、越境EC事業におけるベトナム市場拡大を背景に、更なる事業強化を目的として、ベトナムに連結子会社PG-Trading (Vietnam)Co., Ltd. を設立した。ピアラはPG-Trading Co., Ltd.を設立したことで、ベトナム市場での越境ECマーケティングでもKPI保証型でのサービスを展開することができるようになる。

 

ベトナム政府の発表によると電子商取引の売上高は2018年には80億ドルに達し、急激な成長を続けている。最近特に大きな伸びがみられるのはサプリメントで、ベトナムでは社会保険が整備されていないため、病院で薬を処方してもらう習慣がない。しかし、ベトナムでは、経済の高度成長に伴い健康意識が高まってきている。また、ベトナム人女性の美白意識は高く、基礎化粧品から入浴剤まで、需要は毎年増加している。さらに、温暖湿潤な気候であることや都市化によるライフスタイルの変化からニキビに悩む女性が多いことにより、ニキビ対策用のコスメも注目されている。日本の化粧品に対する安全性と品質の良さには昔から定評はあったが、ベトナムの個人所得が現在も上昇傾向にあり、今後更に日本製品の需要が高まるだろう。これらの理由から、本格的な越境EC事業の拡大に伴い、PG-Trading (Vietnam)Co., Ltd.を設立することに至った。

 

今後は、ベトナム子会社を拠点にベトナムにおける通販事業の展開をワンストップで支援し、日本の高品質な商品をベトナム市場で拡大する為、マーケティングコミットカンパニーとして越境EC事業に注力していくとのこと。

ベトナムのマーケットに介入していくことで、今後日本の美容メーカーは新規顧客を獲得することが可能となるだろう。