独自技術により国内大手ECモールの市場動向データを提供する株式会社Nintは、EC事業者向けに国内大手ECモールの販売推計データを提供するクラウドツール「Nint ECommerce」の新しい機能として、任意のジャンル全体の販売データに対し、価格帯とメーカーの構成比を視覚的に捉えることができる「メッコチャート」をリリースした。
これにより、データアナリストが不在でも、特に大手メーカーや中堅ECのマーケティング担当者やEC担当者、商品企画担当者が、直感的に市場・競合動向を把握し、自社の成長戦略を立てるのに役立つデータとして活用できる。
メッコチャートについて
「メッコチャート」は、海外のコンサルティング業界でも利用される専門的な視覚化方法で、全体の数字に対して2つの構成要素が面積で表現されるチャートを指す。「Nint ECommerce」のメッコチャートは、楽天市場、Yahoo!ショッピング、AmazonのそれぞれのECモールの販売推計データをもとに、家具といった大型商品から、掃除機、洗濯機といった家電商品、スキンケア、洗顔料といった美容関連商品まであらゆるジャンルをカバーする。また、ECモールにある任意のカテゴリから商品ジャンルを選択し、そのジャンルにおける価格帯毎のメーカー別シェアの把握や、チャートの任意の価格帯とメーカーの領域をクリックすることで、販売データを構成する商品単位や販売店舗単位まで直観的に操作して確認することができる。さらに、価格帯のカスタマイズ機能も搭載していることで、戦略や商品特性に合った価格帯を指定することも可能だ。
Nintについて
Nintは、大手ECモールの公開データを独自技術で集計し、商品カテゴリ別の流通額やメーカー別シェア、モールに出店する企業の商品毎の売れ筋商品や広告施策の動向分析といった市場動向データを提供することで、EC運営の意思決定をサポートする。