中国国内/越境EC店舗出店支援を軸に、中華圏に特化したデジタルマーケティングサービスを展開する株式会社unbotは、社内で「W11/独身の日」の消費者調査を目的として、unbotグループ全従業員に対し、自社アンケートシステムで任意回答による消費者調査を実施した。その一部を紹介する。
2020年W11でECを利用して買い物をした人は、約93%の97人で、買い物をしていない人はわずか7人だった。
利用したECサイトはタオバオが最も多く、84人が利用した。2位以降には、天猫(T-MALL)、JD.comが続いた。
越境ECを利用した人は52人で、過半数が越境ECを利用していた。
約66%の人が、購入した商品の中に日本ブランドの商品があった。
今回実施した調査では、104人の回答者中93%の従業員が「W11」を活用し、越境ECの利用率は53%という結果となった。
利用しなかった人では、堅実的な意見が寄せられた一方で、売切れたために利用を諦めた声があった。利用した人の意見は、他サイトとの比較や複雑な割引券の仕組みに疲れたという意見もあったが、結果的には「W11セールで普段よりもお得な買い物ができた」と、喜びの声が多く寄せられた。
2020年はライブ配信での販促活動が注目を浴び、EC販促活動としてメーカー、ブランドにとって見過ごせない施策となっている。