株式会社フィードフォースはソーシャルログイン・ID連携サービス「ソーシャルPLUS」を導入したサイトにおいて、LINE・Yahoo! JAPAN・Facebook・Twitter・Googleの5種類のアカウントを対象に、過去1年間(2019年2月~2020年1月)のソーシャルログイン利用状況調査を実施、結果を公表した。
調査の対象はLINE・Yahoo! JAPAN・Facebook・Twitter・Googleの5種類のアカウント。その中で過去1年間で最も多くソーシャルログインに利用されたアカウントはLINE(64.5% / 昨年比+8.4ポイント)で、前回の調査から2年連続でトップとなった。
次に、ECサイトにおける、LINE・Yahoo! JAPAN・Facebook・Google・Twitterいずれかのソーシャルログインを「ソーシャルPLUS」で実装しているサイトを対象に、直近2ヶ月間(2019年12月~2020年1月)の利用状況も調査した。
ECサイトにおけるソーシャルログイン利用ユーザー数の割合では、LINEが64%、続いてYahoo! JAPANが22.4%、Googleが7.4%、Facebookが4.2%、Twitterが2%となり、ECサイトにおいても、LINEログインが2年連続トップとなった。
デバイス別一人あたりの平均ログイン回数では、「スマートフォン×LINEログイン」が約4回でトップとなったが、他のアカウントを利用したログインも約2回と、幅広く利用されている様子が伺われる。
最近のECサイトでは、LINE公式アカウントのリッチメニューや配信メッセージを入口に、LINEログインを利用してスムーズにマイページに遷移させ、便利な購買体験を実現するものも増えてきた。ユーザーにとっても利便性が高いため、LINEログインの利用シーンは今後も増えていくと考えられる。
今回の調査により、ソーシャルログインにおいて、過去1年間で最も利用されたのはLINEログインであり、ECサイトにおいても、LINEログインが最も利用されたことが明らかになった。ソーシャルPLUSは、2020年2月に「Appleでサインイン(Sign in with Apple)」に対応したが、ユーザーはLINEログインを通じてID連携を行うことで、最適化された情報をLINEのメッセージでタイムリーに受け取ったり、LINEを通じてより便利にサービスを利用できるようになったりと、ユーザーメリットも大きいことから、今後もLINEログインの利用機会が拡大していくことが予想される。
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