最近のレポート(出所不明)によると、アラブ首長国連邦(UAE)のスマートフォンの普及率は73.8%に達し、91.9%の人がインターネットを利用できる状況にある。昨年、オンラインの小売サイトではユーザーの80%がモバイル端末でオンラインショッピングをしていた。
UAEでもバイル端末を通じたオンライン活動が活性化しているため、オンライン小売業界ではモバイル端末での成長を最も重視している。2018年まで、UAEのEC市場規模は100億ドル(約1.1兆円)に上る予測が立てられており、成長率が最も高いビジネスとなっている。しかし、オンラインショッピングを利用しているユーザーの比率としてはEC新興国インドよりまだまだ低い。
一方で、オンラインショッピングサイトを信頼できないユーザーも多数存在しているため、約15%のオンラインユーザーのみがオンラインペイメントを選ぶに留まっている。そのため多くのオンライン小売業者は代金引換サービスを提供している。今後、消費者の信頼を得るのだけではなく、個性的なオンラインショッピング体験を提供するのも大事だ。UAEにおいても当日配達のニーズや、VRショッピングなどの注目度は高く、今後のトレンドとなっていくだろう。
※当記事は中国メディア「雨果網」の6/14公開の記事を翻訳・補足したものです。