国際連合貿易開発会議が4月21日に発表した最新データによると、2015年の世界のEC市場規模は25兆ドル(約2,775兆円)となっている。そのうちの90%はB2B、10%がB2Cである。前回公表したデータでは2013年が18兆ドル(約2,003兆円)となっていた。

米国は世界最大のEC市場となっており、B2B・B2C合わせたEC市場規模は7兆ドル(約777兆円)を超え、その次は日本の2.5兆ドル(約277.5兆円)、中国の2兆ドル(約222兆円)、韓国の1.2兆ドル(約133.3兆円)、ドイツ1兆ドル(約111兆円)、イギリス8,450億ドル(約93.8兆円)、フランス6,610億ドル(約73.3兆円)、カナダ4,700億ドル(約52.2兆円)、スペイン2,420億ドル(約26.9兆円)、オーストラリアは2,160億ドル(約24兆円)、トップ10の国の合計で16兆ドル(約1,176兆円)である。

B2Cの市場規模は、米国と中国はほぼ同規模となっている。中国は6,170億ドル(約68.5兆円)で一位、アメリカは6,120億ドル(約68兆円)、イギリス2,000億ドル(約22.2兆円)である。B2Bについてアメリカは6兆ドル(約666兆円)で一位を占め、その次は日本の2.4億ドル(約266.4兆円)、中国の1.4億ドル(約155.4兆円)である。

 

※当記事は中国メディア「電商報」の4/21公開の記事と「時尚商業網」の4/26公開の記事翻訳・補足したものです。