Amazonが公表した2016年12月31日までの第4四半期と2016年一年間の財務報告によると、第4四半期の売上高は437.41億ドル(約5兆円)、前年比22%増。純利益は7.49億ドル(約861億円)、前年比55%増となった。利益の中には、BtoCのEC事業、マーケットプレイス事業、AWSサービス事業などが含まれている。

地域別では、Amazonの北米(アメリカ、カナダ)での第4四半期の売上高は262.4億ドル(約3兆円)、前年比22%増。2016年度の売上高は797.85億ドル(約9兆円)、前年比25%増となった。

Amazon国際部門(イギリス、ドイツ、フランス、日本、中国)の第4四半期の売上高は139.65億ドル(約1.6兆円)、前年比18%増。2016年度の売上高は439.83億ドル(約5兆円)、前年比19%増。

商品については、第4四半期、北アメリカの電子製品と生活用品の売上高は215.90億ドル(約2.5兆円)、前年比25%増。2016年度の売上高は648.87億ドル(約7.4兆円)、前年比28.74%増となった。

同じくAmazon国際部門の電子製品と生活用品の第4四半期売上高は105.14億ドル(約1.2兆円)、前年比24%増。2016年度の売上高は331.07億ドル(約3.8兆円)、前年比31.39%増となった。

2016年度に、全世界で売上高はおよそ10万ドル(約1,150万円)を超えたEC事業者の数は10万社以上にのぼった。また、2016年度に、FBAサービスを利用して、世界185ヵ国・地域に20億件以上の商品を配送した。また、FBAを利用する業者の数は70%以上増加した。

 

※当記事は中国メディア「Ebrun」の2/3公開の記事を翻訳・補足したものです。