2016年、北欧のEC市場規模は210.9億ユーロ(2.6兆円)となっている。そのうち、スウェーデンは85億ユーロ(1.03兆円)、デンマークとノルウェーのEC規模は51億ユーロ(6,188億円)である。また、オンラインショッピングの売上高は全体の25%、54億ユーロ(6,552億円)となっている。1/4の消費者はモバイル端末を通じてオンラインショッピングをする。

スウェーデンの郵政銀行のECレポートによると、2016年、平均毎月470万人消費者がオンラインショッピングをし、人口の67%を占めている。デンマークは260万人、人口の64%を占めている。フィンランドは190万人、人口の49%を占めている。スウェーデン一人当たりのECサイトでの月間の消費額は151ユーロ(1.8万円)、デンマークは162ユーロ(1.96万円)、ノルウェーは173ユーロ(2万円)となっている。

最も人気の商品はアパレルと靴、次は家電製品。デンマークの人はオンラインで生活用品を購買、スウェーデンは美容・健康サプリメントを購買する傾向がある。また、フィンランドとノルウェーの消費者は自宅に届くことを好むのに対して、デンマークとスウェーデンの消費者は指定された場所で自ら商品を取りに行くことを好む傾向があるようだ。

 

※当記事は中国メディア「雨果網」の3/15公開の記事を翻訳・補足したものです。