日本最大級の体験型情報サイト「ファンくる」を運営する株式会社ファンくるは、「ファンくる」会員を対象に、定期的に消費者の意識調査を実施した。



調査結果

 

「楽天市場派かAmazon派か」尋ねたところ、どの年代でも楽天市場の支持が高かった。また、最も楽天市場派が多かった年代は30代で約65%(楽天市場派とどちらかといえば楽天市場派の合算)で、一方、最もAmazon派の値が少なかったのは50代以上で55%(楽天市場派とどちらかといえば楽天市場派の合算)だった。

 

 

「お得に感じるのは楽天市場とAmazonどちらですか」との質問に対し、どの年代でもお得に感じているのは楽天市場だった。また、最も楽天市場をお得に感じているのは40代で78%となっており、楽天市場をお得に感じている値が低かったのは50代以上で54%となっていた。このことから、50代以上では、楽天市場とAmazonで票が割れていることが明らかとなった。また、楽天派の意見として、「ポイント還元が大きいから」、「セールが頻繁にあるから」との声が挙がった。一方、Amazon派では「送料無料」や「価格の安さ」といったコメントがあった。

 

 

「便利だと思うのは楽天市場かAmazonのどちらか」と質問したところ、上記の回答とは打って変わって、どの年代でもAmazonという結果で、最もAmazonが便利だと回答したのは30代で7割を超えていた。Amazonの割合が最も少なかったのは40代だったが、ここでも6割超がAmazonの方が便利と答えていた。Amazon派と回答した内訳としては、「すぐ届くから」、「定期便などがある」、「アマゾンロッカーが利用できるから」といった声が聞かれた。

 

 

まとめ

 

今回の結果で、30代と40代を中心に「楽天市場派」が多いことが分かった。また、お得感を感じるのも「楽天市場」という回答が多かった一方、便利さは「Amazon」と、それぞれのサービスの強みが消費者に理解されている様子がうかがえた。

 

 

株式会社ファンくるについて

 

株式会社ファンくるとは、オペレーションレベルでの現場改善や、ブランド戦略やメニュー開発など経営レベルの戦略立案に役立てられる顧客体験マネジメントSaaSサービス。また、登録者140万人の体験型情報サイト「ファンくる」から派遣するモニターや来店客へのアンケートから収集されたレポート等を、独自の手法で感情を定量化し、様々な外部データソースとともに精緻に分析することによって顧客体験全容を捉え、顧客満足の改善優先度の特定や競合比較を安価にフィードバックすることが可能となっている。