株式会社メルカリは、2024年7月2日で「メルカリ」サービス開始11周年を迎えるため、これを記念して、最新の「メルカリ」内のトレンドや傾向を振り返るインフォグラフィックスを公開した。




調査結果

 

「メルカリ」の取引件数のカテゴリー別シェアをみてみると、「キャラクターグッズ」や「タレントグッズ」「トレーディングカード」などを含む「エンタメ・ホビー」カテゴリーが「メルカリ」の取引件数の4割以上と他ジャンルに比べ圧倒的に多いことがわかった。この背景として、新型コロナウイルス感染症拡大によるライフスタイルの変化を機に、本・ゲーム・おもちゃといったインドア向けアイテムの人気が高まり、現在もトレンドが継続しているほか、近年の「推し活」市場拡大が影響していると考えられる。

 

 

取引されたアイテムカテゴリーのランキングでは、1位「キャラクターグッズ」や2位の「アイドルグッズ」など、「エンタメ・ホビー」関連のアイテムが上位TOP4に入っていた。その一方で5位には「語学・辞書・学習参考書」がランクインしており、取引の多いタイトルとして「TOEIC」や「日商簿記3級」などのワードが並んでいることから、社会人のリスキリング需要の高まりがみられた。

 

 

「メルカリ」利用者を対象にアンケートを通じて「メルカリ」を利用する理由を聞いたところ、「欲しいモノを少しでも安く買いたいため」など、お得さを求めている利用者が多かった一方、「モノを売ったお金で新たに欲しいものを購入するため」「自分の趣味をより充実させる」「メルカリでしか買えないモノを手に入れる」など、「メルカリ」を使って、より賢くやりたいことを実現する人も一定数いるようだった。

 

 

直近1年間で越境取引金額が最も多い国は「中国」「アメリカ」に次いで「台湾」となっていた。また、海外での人気商品としては、日本国内と同様に越境でもエンタメ・ホビーが人気のカテゴリーとなっており、日本のアニメ・キャラクターグッズが「メルカリ」を通じて多くの海外の利用者に届けられている。また、デジタルカメラブームが影響して「デジタルカメラ」が中国から売れているカテゴリーの4位に入っているほか、アメリカでは日本限定品の需要も高く「K-POP」のグッズが人気なのも特徴といえる。