株式会社ReviCoは、EC事業を展開しており、ユーザーレビューを収集/活用するためのツールを導入している製造メーカー/卸売業/小売業の経営者・役員・マーケティング担当者108名を対象に、レビュー活用による価値向上に関する実態調査を実施した。

 

 

 

調査結果

 

「Q1.レビューツールの活用によって、マーケティング施策に影響はありましたか。」と質問したところ、ある(「かなりあった」、「ややあった」)と回答した人は約9割にものぼり多くの人が効果を実感していた。

また、Q1で「かなりあった」「ややあった」と回答した方に対し、「Q2.レビューツールの活用によって、マーケティング施策にどのような影響がありましたか。(複数回答)」と質問したところ、「メルマガ開封率の向上」が最も多く55.2%、次いで「検索エンジンでの表示順位の向上」が49.0%、「コンバージョン率の向上」が38.5%という結果だった。

 

 

「Q4.あなたは、レビューツールの活用によって、マーケティング以外の側面でも効果があったと思いますか。」と尋ねたところ、「非常にそう思う」が16.8%、「ややそう思う」が69.4%となっていた。

Q4で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方を対象に、「Q5.レビューツールの活用によって、マーケティング以外の側面で見られた効果を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「組織文化の強化」が53.8%、「良好な顧客関係の構築」が47.3%、「社内でのコミュニケーション増加」が44.1%となっており、顧客関係だけでなく、社内での関係も良好になってことが分かった。

 

 

Q4で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q7.マーケティング以外にも効果を出すために、レビューツールの活用において工夫していることがあれば教えてください。(複数回答)」と質問をしたところ、最も多かったのが「従業員へのトレーニングや教育に活用する」で57.0%、「ポジティブなレビューを積極的に共有する」が53.8%、「顧客からのレビューにインセンティブを付与する」が40.9%だった。

 

 

Q4で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q8.レビューツールの活用を始めてから、マーケティング以外の側面で効果が見られるようになるまでの期間」を尋ねたところ、「1週間~2週間未満」が21.5%、「2週間~1ヶ月未満」が35.5%、「1~3ヶ月未満」が19.4%という結果となっており、1ヶ月以内に効果が表れている人が多いようだった。

 

 

まとめ

 

今回の調査では、レビューツールの活用は、マーケティング施策のみならず、マーケティング以外の側面でも大きな効果を生み出していることが明らかとなった。また、一般的にレビューの活用には、商品・サービスの改善や、マーケティング施策の向上を行っている企業が多いが、今後はレビューの新しい活用方法として、従業員のモチベーションの向上や教育など、社内に向けての活用も有効ではないだろうか。

 

 

ReviCoとは

 

ReviCoは、国内EC200サイト以上に導入されているレビューマーケティングプラットフォーム。EC事業者の運用負担なく良質なレビューを数多く収集、掲載し、購入率を向上させることが可能となっている。また、集めたレビューは、ReviCoが用意するタグを設置するだけで簡単にサイト上に表示させられる他、「集客」「接客」「追客」に活用できる機能も充実している。他にも、ユーザーの声をもとに商品やサービス改善、CS改善に活かすことで顧客満足度の向上や、レビュー内容を社員へフィードバックすることでモチベーションアップにも繋げられる。