越境ECをトータルで支援するZenGroup株式会社が運営する越境ECモール「ZenPlus」は、2016年12月のオープン以降拡充を続け、今般、出店数が3,000店を突破した。
出店増加の背景
経済産業省の報告によると、2019年時点の世界の越境EC市場規模は7,800億USドルと推計され、2026年には4兆8,200億USドルに拡大すると予測されている。このように年平均で30%に迫る成長率は、越境EC市場の急速な拡大を示し、世界のBtoC-EC市場を大きく上回る成長を示唆している。
こうした状況を踏まえ、ZenPlusは、金融機関や商工会・商工会議所との業務提携を強化、金融機関や商工会・商工会議所主催のセミナーに登壇し、越境ECビジネスの可能性を広く知らせるとともに、パートナーシップの拡大に寄与した。また、ZenPlusは在庫管理システムとも連携を強化し、ネットオークション・ショッピングサイト販売総合管理システム「eコンビニ」、ECモール統合管理システム「ラクーン」、EC在庫管理システム「らくらく在庫」など、9つのシステムとの連携を行い、出品者の効率と利便性を向上させた。さらに、ZenPlusはブランドやアニメ関連商品などの取り扱い店舗に注力し、特定の商品カテゴリに重点を置いたプロモーションを展開したことで、新たな出店者を引き寄せるきっかけとなった。
これらの取り組みにより、ZenPlusの新規出店数は増加し、3,000店舗を突破した。
今後の展開
越境ECモール「ZenPlus」は今後、さらなる成長を遂げ、国内の出店者と海外の顧客、双方にとって信頼されるモールを目指していく。例えば、新たに海外への商品発送を効率化するために、コンテナ輸送の導入を検討しており、航空輸送では難しかった商品も効率的に搬送できることで、出店者と顧客の利便性を向上させる。
他にも、出店した店舗の売り上げ向上をサポートするために、商品登録支援やSNS情報発信を強化し、リピート購入や購入動機の促進を図る。さらに、商品登録・受注管理、発注・仕入管理の効率化を促進するために、在庫管理システムとの連携を今後も強化していく予定だ。
「ZenPlus」とは
「ZenPlus」は、ZenGroup株式会社が運営する越境ECモールで、上場企業から小規模事業者まで様々な規模の事業者に利用されている。また、「すぐに出店・販売が可能」、「初期費用・固定費ゼロ円」、「日本語だけで利用が可能」、「リスクを回避した安心な決済」といった特徴がある。
ZenPlusは今後も出店者と共に成長し、海外顧客に優れたサービスを提供し続けるとのこと。