MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所は、18歳~69歳の男女25,000人を対象に2024年1月19日~1月22日の期間で「2024年1月決済・金融サービスの利用動向調査」を実施した。




調査結果

 

クレジットカードの利用について聞いたところ、79.9%と約8割の人が「利用している」と回答した。次に、クレジットカード利用者19,967人を対象に、現在利用しているクレジットカードを聞いたところ(複数回答可)、「楽天カード」が53.7%と圧倒的に多く、次いで「イオンカード」が20.8%、「PayPayカード」が20.1%だった。一方、大手クレジット会社の「三井住友カード」や「セゾンカード」はどちらも10%台にとどまっていた。このことから、利用者は、「楽天カード」や「イオンカード」など、ネットショップやスーパーと提携し、ポイントが貯まるといったお得感を重視しているようだ。

 

 

18歳~69歳の男女25,000人のうち、スマートフォンを所有している22,732人を対象に、QR・バーコード決済の利用について聞いたところ、72.8%が「利用している」と回答した。さらに、QR・バーコード決済利用者16,557人を対象に、現在利用しているQR・バーコード決済を聞いたところ(複数回答可)、「PayPay」が64.5%と最も多く、次いで「楽天ペイ」が34.4%、「d払い」が29.3%という結果だった。

 

 

18歳~69歳の男女25,000人を対象に、カード式の非接触決済の利用について聞いたところ、58.6%が「利用している」と回答した。次に、カード式の非接触決済利用者14,660人を対象に、現在利用している非接触決済をそれぞれ聞いたところ(複数回答可)、「WAONカード」が33.3%と最も多く、次いで「Visaのタッチ決済」が33.1%、「Suica」が25.1%とスーパーや交通系など生活に密着した決済カードが選ばれていた。

 

 

スマートフォンを所有している22,732人を対象に、スマートフォン式の非接触決済の利用について聞いたところ、35.7%が「利用している」と回答した。さらに、スマートフォンの非接触決済利用者8,107人を対象に、現在利用している非接触決済をそれぞれ聞いたところ(複数回答可)、「モバイルSuica」が32.0%と最も多く、次いで「楽天Edy」が20.4%、「iD」と「Visaのタッチ決済」が同率で19.9%だった。

 

 

MMDLabo株式会社

 

MMDLabo株式会社は、通信・端末・決済などモバイルやIT分野のマーケティングレポートでは国内最大規模の調査機関で、700件以上の調査データを通じてモバイルユーザーの消費行動や実態を発信している。また、モバイルインターネットで生まれる新しい体験を調査・分析し、価値ある情報を発信することで、モバイルインターネット業界の発展に貢献していくとのこと。