インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社は、アフターコロナの動きが強まった今年、人々が何を楽しんで何にお金をかけたいのか、買い物事情やネットショッピングの利用について深掘りし、どのような考えでどのような行動をしてきたのかをまとめた「2023年消費行動白書」を発表した。

 

 

 

調査結果

 

ネットショッピングの利用について調査したところ、普段利用している人(「頻繁に利用している」「たまに利用している」と回答した人)は約8割だった。コロナが落ち着き、外出の機会は徐々に増えているものの、便利なネットショッピングを日頃から活用している人は多いとみられる。

続いて「頻繁に利用している」「たまに利用している」と回答した人の割合を基に、ネットショッピング利用率が高い都道府県を調べたところ、1位は「熊本県」、2位は「岐阜県」、3位が「山梨県」だった。一方で、利用頻度が特に高い都道府県1位は「東京都」、2位は「山梨県」とネットショップの利用率と同じく利用頻度も山梨県は上位だった。次いで、3位は「福岡県」、4位「神奈川県」、5位「埼玉県」と続き、首都圏や人口の多い都道府県が比較的上位にランクインしていた。

 

 

現在ネットショッピングで購入しているものについてY世代とZ世代に分けて調査したところ、Y世代では「日用品雑貨・消耗品(41.6%)」が1位だったほか、「食品・お菓子・飲料(38.4%)」もランクインするなど、生活に密着した買い物が多い傾向だった。一方Z世代は「好きなアニメ・アイドル・アーティスト等のコンテンツグッズ(28.4%)」、「ファッション小物(27.2%)」、「スマートフォン・周辺機器(24.8%)」といった、趣味・娯楽関連の買い物が上位に入っていた。

 

 

ネットショッピングの利用頻度について、月に1回以上利用している人の割合がZ世代は53.6%、Y世代は62.4%と、Y世代の方が約10ポイントほど高く、より利用回数が多いことが明らかとなった。これは、ネットショッピングで購入している物ランキングにおいて、趣味関連が上位に入ったZ世代に対し、Y世代は消耗品、食べ物など、日常的に消費する物を買っている人が多いことから、利用頻度も高くなっていると推測される。

 

 

eBay Japan合同会社について

 

eBay Japan合同会社は、楽しさを仕掛け、喜びを届けるマーケットプレイスとして2010年から「Qoo10」を運営。「Qoo10」では、ファッション・ビューティ・スポーツ・家電・モバイル・日用品・生活用品・食品・ベビー・エンタメ・ブック・eチケット等あらゆるジャンルにわたり、豊富な品揃えを誇っている。また「Qoo10」を通じて、売り手は、法人・個人を問わず国内外から自由に商品を出品でき、一方買い手は、安全かつ安心な環境で、買い物を楽しむことができる。