購入体験プラットフォーム「Recustomer」を運営するRecustomer株式会社は、株式会社ネットショップ支援室が運営するクラウド型EC一元管理システム「アシスト店長」と2023年10月より提携を開始した。



これにより、アシスト店長上にある受注伝票や商品データを参照して返品・交換の自動化が可能となった。




連携の概要

 

これまでは、カートシステムとRecustomerの連携により返品・交換の自動化が実現していたものの、カートシステムとの連携では返品・交換自動化の対象が自社ECの受注のみに限られてしまっていた。

しかし、今回の連携で、アシスト店長上にある受注伝票や商品データを参照して返品・交換の自動化ができ、これにより、自社ECに加えて楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECモールの返品・交換作業の自動化及び返品・交換リクエスト受付・管理の一元化が可能となった。

 

 

 

連携で出来ること

 

カートやモールの種類に関わらず、購入者は注文番号といくつかの質問に答えるだけで、簡単に返品・交換申請が出来、また、返品ポリシーに沿う申請は自動で承認され、簡単な操作で集荷の手配が行える。このように、スムーズな返品・交換フローを提供することで、顧客満足度向上を実現する。

他にも、今までは複数モールや自社ECサイトなどの販売チャネル毎に返品・交換申請の受け付けが分散していたが、Recustomerを利用することで、販売チャネルを問わずに返品・交換の受付から管理まで一元化することが出来、オペレーションコストの削減に繋げられる。

さらに、Recustomerを導入すると、返品申請の受付〜返品承認・拒否の判断〜交換商品在庫確保・伝票発行まで自動化する。そうすることで、問い合わせ対応の時間を大幅に削減することができ、このように削減した時間を使って、EC売上向上や顧客体験向上の施策に取り組むことが可能になる。

Recustomer 返品・キャンセルの「返品データ分析機能」は、返品率をはじめとして、SKU毎の返品・交換理由、返金と交換の割合などが計測・可視化でき、ECサイトや返品率の改善、生産計画マーケティング施策、商品企画に活用が可能となる。

 

 

「アシスト店長」について

 

アシスト店長は、自社ECサイトやモール店舗の受注・顧客情報を取得し、一元管理・分析したデータをもとに、最適な情報を顧客に届ける1to1マーケティング施策を実現。今後も、自社ECサイトやモール店舗を運営する事業者の「攻めと守りのDX」をサポートできるよう、機能を拡充していく。

 

 

Recustomer 返品・キャンセルとは

 

Recustomer 返品・キャンセル」は、EC事業者の返品・交換・注文キャンセル業務を自動化するサービスで、返品・注文キャンセル依頼受付から、集荷手配・在庫確保・キャンセル時の発送停止業務など様々な業務を自動化することで、時間とコスト削減と顧客体験の向上を実現する。また、最適なオペレーションを提供することで、「返品」をマーケティングソリューションとして活用できる。