返品・交換・注文キャンセル自動化ツール「Recustomer」を運営するRecustomer株式会社は、Hamee株式会社が運営するクラウド型 EC Attractions「ネクストエンジン」と2022年3月よりAPI提携を開始した。
これにより、在庫参照元にネクストエンジンを選択でき、交換商品選択時の在庫引当の自動化、キャンセルの自動化等が可能となる。
連携でできること
事業者は、ネクストエンジンの在庫を参照し、用意可能な商品を自動でユーザーに表示・選択ができるようになり、また、ユーザーがECサイトで交換商品を選択した際、自動でネクストエンジン上に伝票を発行し、在庫確保・出荷指示を実施する。これにより、ユーザーからの交換リクエストを承認した後に交換品の在庫がなくなり、交換対応ができないという課題を解決する。そして、自社の問い合わせフォームでキャンセルリクエストを受け、手動でネクストエンジンの伝票をキャンセルしていたが、ユーザーがRecustomerで商品キャンセルをリクエストした際は、ネクストエンジン上の伝票を自動でキャンセル可能となり、タイムラグによる手続きのミスを減らすことが可能となる。
今後について
Recustomerは、今回の提携により、物流情報との連携を強め、返品・キャンセル関連対応の更なる自動化を行い、返品対応コストの削減と顧客体験の向上を可能する。さらには、様々な販売チャネルとの連携を加速させ、より多くの事業者にRecustomerを利用され、最適なワークフローを提供していくことで「返品」がマーケティングソリューションとして提供可能な未来を目指していくとのこと。