株式会社ガロアは、日本全国の学生を対象にインフルエンサーに関する調査を実施した。
調査結果
まずはじめに「Q1.あなたはSNSのアカウントを持っていますか?」と質問したところ、若年層が最も利用している割合(アカウント所持と複数アカウント所持を含む合算値)が多いSNSはLINEで、全員がアカウントを所持していた。次いで、利用率が高いSNSは「Instagram」「Twitter」「YouTube」となっており、「Instagram」「Twitter」にいたっては、所持率は両者とも9割程度だった。
インフルエンサーをフォローしていると回答した学生に対して「Q3.あなたがSNSでフォローしたいと思うインフルエンサーの特長は?」と質問をしたところ、「画像や投稿内容が魅力的であること」が70%と最も多く、次いで「生活に役立つ知識やノウハウを教えてくれること」、「自分の憧れの姿であること」が52%という結果だった。一方、「更新頻度」は15%と低いことから、投稿の回数よりも、感覚的に「キレイ・スゴイ・面白い」を提供してくれる、もしくは現実的な「メリット・価値」を提供してくれるインフルエンサーを好む傾向があることがわかった。
「Q4.どのSNSでのインフルエンサーの投稿に影響を受けることが多いですか?」と質問の質問に対し、Instagramと回答した方の割合が73%と圧倒的に多く、「YouTube」が48%、「Twitter」が35%と続いた。反対に普及率ではTOPであったLINEは4%と、ごくわずかで、影響を受けると回答した人は少なかったことから、若年層が多く使っているSNS=インフルエンサーマーケティングに適しているSNSというわけではないようだ。
「Q10.インフルエンサーの投稿で気になる商品を見つけた時、どんな行動をとることが多いですか?」と尋ねたところ、インターネットでその商品を検索する・SNSでその商品を検索するといった回答が55%と半数を超えていた。Z世代は、商品を知った後、より多くの意見やオフィシャルサイトでさらに情報収集を行うため、一般消費者の口コミを充実させるための口コミマーケティングや、商品ページの作り込みが必須となってくるだろう。
株式会社ガロアとガクセイ協賛
株式会社ガロアは、2014年にサービスを開始した大学生専門の協賛プラットフォーム「ガクセイ協賛」事業を皮切りに、人材・不動産・エンターテイメント・医療など 10カテゴリの事業領域でインターネットを活用した送客プラットフォーム事業を展開している。
また、「ガクセイ協賛」は、大学生がいつでもどこでもアプリで協賛金を集められる大学生専門の資金調達アプリで、導入団体数700大学6000団体を突破し、大学研究室・部活サークルなどの団体だけではなく個人利用としても利用できる。学生にピンポイントでアプローチが可能で、協賛・プロモーション・アンケート調査など学生ターゲットの様々な施策を行うことが可能となる。