フランスの高級小売Printempsは、パリのオスマン通り(全長2キロメートルにわたるパリの商業中心地)の旗艦店内に、コンテンツ制作とライブショッピングに特化した全く新しいスペース「Le Studio」を開設した。

 

このスペースは、Printempsが2021年夏に協業を開始したSaaS企業Bambuser(ライブコマースサービス)と提携して開発され、店内のパーソナルショッパーが主催する隔週のライブショッピングイベント「En Mode Printemps」をプロデュースしている。

 

ライブショッピングを早くから導入した企業として、PrintempsはRTMP(サーバとクライアントの間で連続的に動画や音声といったメディアデータを伝送するもの)を介した社内撮影機能を使用し、ライブショッピングへのオムニプラットフォームアプローチをとることで、展示形式を進化させた。Le Studioでは、デジタルとフィジカルの両方の顧客をライブショーに招待することで、フィジタル(フィジカルとデジタルを融合させること)戦略を次のレベルへと引き上げる。

 

「Le Studioのオープンは、私が18ヶ月前にPrintempsに入社して以来、おそらく最も誇りに思う成果だ」と、同社のチーフ・トランスフォーメーション・オフィサーであるMaud Funaro氏は述べている。「Printempsは、旗艦店の中にデジタルコンテンツ制作専用の物理的スペースをオープンした最初の百貨店だ。Le Studioは、あらゆる形態のデジタルコンテンツ制作と体験的でフィジカルな出会いを通じて、顧客、パートナーブランド、スタッフと関わることのできるユニークな方法だ。ライブショッピングからミートアップ(興味のある分野についてインターネット上で告知され参加者が集まるイベント)、ポッドキャストまで、その可能性は無限大なのだ」。

 

※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の10/12公開の記事を翻訳・補足したものです。