LINE株式会社およびヤフー株式会社は、「LINE」を通じて友だちに様々なギフトを贈ることができるサービス「LINEギフト」と、Yahoo! JAPANが運営するオンラインショッピングモール「Yahoo!ショッピング」および「PayPayモール」において、両プラットフォームに出品する商品注文データの連携を開始した。

 

また、両社の連携をさらに強化しユーザーの利便性を高めるため、在庫管理のみならず注文データの連携も開始することで、商品および受注に関する一元管理が可能となり、これまでよりもオペレーションの負荷をかけることなく「LINEギフト」へ出店し運用できるようになる。

 

 

LINEギフトとYahoo!ショッピングについて

 

LINEギフト」は、「LINE」のトークを通じて友だちとギフトを贈り合うことができるコミュニケーションサービスで、直接会えなくても、LINE上で簡単にギフトを贈ることができるため、ちょっとしたお礼を言いたい時や季節イベント、大切なライフイベントなど様々なシーンで利用されている。また、コロナ禍の影響で、“会えないけれど気持ちを伝えたい”というユーザーの気持ちを実現する新しいコミュニケーションサービスとして注目されており、LINEギフトの累計ユーザー数は2,600万人を突破し、2021年の年間流通額は前年比330%を達成した。

 

一方、Yahoo! JAPANが運営する「Yahoo!ショッピング」は、日本最大級のオンラインショッピングモールで、人気の家電から食料品や日用品、ギフトまで、幅広い商品をラインアップしている。また、「Yahoo!ショッピング」と「PayPayモール」は、今年10月12日にそれぞれの強みをかけ合わせた、新生「Yahoo!ショッピング」へ統合・リニューアル予定だ。この統合・リニューアルにより、商品を探しやすい検索などの機能の利便性をさらに高め、ユーザーがこれまで以上にギフトを選びやすく、贈りやすい売り場を目指している。

 

 

 

LINEギフトとYahoo! JAPANのコメント

 

LINEギフト事業部長米田氏は、「2021年3月にZホールディングス株式会社LINE株式会社の経営統合を経て、LINEとYahoo! JAPANは同年8月にLINEギフトの営業連携を開始し、2021年10月には「LINEギフト」と「Yahoo!ショッピング」で商品・在庫データの連携を開始しました。この度、「LINEギフト」と「Yahoo!ショッピング」での注文連携が実現し、両サービスにご出店いただく企業様には、より利便性の高い運営体験をご提供させていただくことができるようになりました。LINEギフトに出店いただいているショップ数および商品数は、昨年12月と比べショップ数は約3.7倍、商品数は4倍以上に増え※5、より多くのギフトシーンに寄り添えるサービスへと成長しています。日本最大級のオンラインショッピングモールである「Yahoo!ショッピング」関係者の知見や営業力をLINEギフトに注いでいただくことで、サービスの成長に欠かせない「品ぞろえの拡充」を実施できていると実感しています。今後も、LINEYahoo! JAPANは両社の強みを活かし、より多くの方に最高の体験を提供できるよう努めてまいります。」とコメントした。

 

 

Yahoo! JAPAN執行役員コマースカンパニー・ショッピング統括本部長畑中氏は、「Yahoo!ショッピングが目指す「欲しい商品が何でもある」という売り場の実現のため、「品揃えNo.1」を追求するなかで、Yahoo!ショッピングの中でも注目していたソーシャルギフトの部分をLINEとの経営統合によってカバーしてきました。2021年のLINEギフトYahoo!ショッピングの営業連携、在庫連動の開始以降、両社のシナジーによって多くのYahoo!ショッピング出店ストア様にLINEギフトにも出品を開始いただき、LINEギフトの商品数の拡充、取扱高拡大に貢献できたのではないかと感じております。LINEギフト特有のコミュニケーションアプリとの親和性の高さゆえ、一度使ってもらうと様々なライフイベント時だけでなく、日常的な用途含め、定期的に利用してもらえる点にまだまだLINEギフトの可能性を感じています。10月12日に新生Yahoo!ショッピングとしてリニューアルされますが、今後はよりシンプルに、より分かりやすく、すべてのお客様に「!」なお買い物体験を提供していきます。新しい売り場でも、多くのユーザーに相手に使って欲しいギフトを探し、選び、贈っていただくという機会をぜひECで体験して欲しいと思っています。」と述べた。