BASE株式会社は、メディアプラットフォーム「note」を運営するnote株式会社への出資を実施し、資本業務提携を締結した。
BASEは、2020年9月24日に開示した「海外募集による新株式発行に関するお知らせ 」にも記載している通り、今後は外部との連携の強化・拡大によって、より効率的に利便性の高い機能やサービスの提供を実現するべく、調達した資金を活用していくとしている。
noteは“だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。”をミッションに、表現と創作の仕組みづくりをしている。メディアプラットフォーム「note」は、クリエイターのあらゆる創作活動を支援している。クリエイターが思い思いのコンテンツを発表したり、サークルでファンや仲間と交流したり、ストアでお店やブランドオーナーが商品を販売したり、note proを活用して企業や団体が情報発信をしたりしている。また、コンテンツ配信サイト「cakes」も運営している。
今回の資本業務提携に関しては、「BASE」加盟店及び「note」を利用するクリエイターのファン形成・集客・販路の拡大等、両社の顧客に提供する価値の最大化を目的としている。
まずは「note」を活用して商品やブランドの背景にあるストーリーや作り手の思いを発信し、発信した情報に共感したファンが「BASE」で開設されたネットショップで商品を購入する流れをスムーズにする機能開発を共同で進めていくとのこと。
今後実施予定の連携は以下の通りである。
1. noteとBASEで開設されたネットショップ、相互への導線設置
2. BASE加盟店が管理画面から、noteに記事を投稿できる機能の設置
3. noteのショッピングカテゴリの記事が集まるメディアの活性化
さらに、BASEは、noteが掲げる「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」というミッションに共感しており、プロダクトを通じて人々をエンパワーメントするnoteと連携することで、価値を創造する人々にさらに寄り添う取り組みを強化するとしている。