株式会社Get Itは、9月26日、ネットショップサービス「BASE」の商品情報・顧客情報・ 注文情報などのデータをマルチチャネルコマースプラットフォーム「Shopify」に移行できるBASEショップ情報移行アプリ開発し、提供を開始した。
これにより、ショップ情報移行アプリでは、商品情報・顧客情報のみで通常1日程度必要な作業を、注文情報まで含めて約2時間で移行することが可能となる。
提供に至るまでの背景
Get Itは2019年から運営しているELMO事業が好調になり、より大規模かつ柔軟なシステムを目指し「BASE」から「Shopify」への移行を決めた。しかし、実際にShopifyへ移行時に商品情報や顧客情報等を行うには、データの投入のみでなく、加工など多大な工数がかかることが分かり、結果として注文情報の移行を断念した経緯がある。
その後、ECサイト運営事業者は事業拡大により、「BASE」から「Shopify」にプラットフォームを移行するケースが多くあることが分かり、もっと簡単にデータ移行が出来ればという想いから、本アプリを開発しShopifyアプリストアで無料提供するに至った。
Get Itとは
Get itは、大企業からスタートアップ企業に対し、様々なアプリ・ウェブサービスの開発に従事し、2019年には、自社で海外こども服通販「ELMO」のECサイト運営を開始した。現在は、ELMO事業で培ったノウハウを生かしたECサイトの開発と運営を中心に事業展開を行い、今後は自社で利用するShopifyをもっと便利に使いやすくするアプリ開発を行うとのこと。