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公開日2020/09/25

Googleの最新アルゴリズムにおける、8つの主要なランキング要素

すでに知られている200以上のGoogleランキング要因の中で、最も重要なのは何か。決定的なリストを紹介しよう。

 

SEOコミュニティは、常に新しいランキング要因を探しており、これまでに200以上のランキング要因を発見している。しかし実際には、Googleはさらに何百もの要因に基づいてランキングを決定している可能性がある。幸いなことに、それらすべてに対応する必要はない。ほとんどは、SEOにおける重要性は非常に低く、ランキングシグナルというよりは、タイブレイカーとして使用されている。そのかわりに、ここでは、それぞれが検索最適化戦略を成功させる、または、破壊する可能性があるGoogleのランキング要因の決定的リストを紹介しよう。

 

1. バックリンク(被リンク)

Googleは、「将来的にはバックリンク(他サイトから自サイトへリンクが張られている状態)を重視しない予定」としているが、バックリンクがページにとって最も重要なランキング要因であることに変わりはない。今では、ブラックハットSEO(悪質な手法によって検索結果をあげる)戦略を採用するのは極めて危険であるが、自社サイトへのリンクは、あなたのサイトと同様に高権威のウェブサイトからのものである必要がある。さらに、Google Patents(Googleが提供する特許文献の検索サービス)では、鮮度とトラフィックも、重要なバックリンク指標となる可能性があると示されている。

最適化戦略

自社のバックリンクプロフィールを改善する最も効率的な方法は、検索競合他社のバックリンクのアイデアを借りることである。やらなければならないことは、SEO Power Suite のSEO Spy Glass(バックリンクリサーチツール)を起動し、Domain Comparison(ドメイン比較 )から Link Intersection(リンク・インターセクション)に移動し、自社のトップ競合他社をいくつか追加することだ。このツールは、競合他社のバックリンクを分析し、バックリンクギャップを発見する。競合他社ウェブサイトは、主要なアウトリーチのターゲットである。競合他社が、すでに、どのように、自社のニッチで他のウェブサイトにリンクしているかを見ることで、それらのサイトが、自社リンクを同様にホストする可能性は非常に高くなるはずである。

 

 

2. 意味飽和

自社SEOコンテンツは、コピーの長さに対して、適切な量の関連キーワードやエンティティ、画像を含む必要がある。コンテンツは、昔のSEOのように、キーワードが詰め込まれたものではなく、むしろ情報提供型で書かれた自然な響きのコピーでなくてはならない。

 

最適化戦略

どのキーワードを使用すべきか、キーワードをどこに配置すべきか、幾つのキーワードが必要なのかを正確に見つけ出すのは、少し困難かもしれない。そのため、安全策をとる場合、検索競合他社の上位ランキングページを分析してベンチマークを作成する戦略を取るのが望ましい。SEO Power Suite のWebsite Auditorでこれを行うには、Content Analysis(コンテンツ分析)から Content Editor(コンテンツエディタ)に移動し、メインキーワードを入力し、SEOライティング・インストラクションの詳細リストを取得する。SEO Content Editorツールは、メインキーワードとセカンダリキーワードの適切な量、配置、推奨されるコピー尺を提示する。

 

3. HTMLタグ

Googleは、HTMLタグによって、サイト上のコピーのどの部分が最も重要であるかを把握する。タイトルとメタディスクリプションタグは、ユーザーに検索結果として表示されるので、キーワードを豊富に含んだ宣伝広告のように書くべきである。コピーをセクションに分割する見出しタグ(H1-H6)は、キーワードを含み、情報提供型スタイルで書かれている必要がある。最後に、altテキストは、検索エンジンに対する画像説明として使用されるため、画像検索結果として表示されたい場合は記入しなければならない。

 

最適化戦略

もし、HTMLタグに気を配らなければ、適切に検索最適化されていないページがウェブサイト上に何百も存在する可能性がある。SEO Power Suite のWebsite Auditor を使用して、ページを一括レビューするという徹底したアプローチをすべきである。まず、Site Structure(サイト構造)からPages(ページ)、そしてOn-page(ページ内)に移動し、検索最適化スコアによってページを並べ替える。低スコアのページを見つけたら、クリックして詳細レポートを表示。そうすれば、どのHTMLタグが最適化を必要としているのか、何が問題なのかを正確に把握することができる。

 

 

4. コアウェブバイタル

コアウェブバイタルは、最新のユーザーエクスペリエンス指標であり、まもなく、Googleのランキング要因となる。この指標によって、ユーザーがページを訪れたときの第一印象を測定される。具体的には、読み込み速度、インタラクティブな行動が可能となるまでの時間、レイアウト安定性などである。ここで注意したいのは、バイタルは、まだ公式のGoogleランキング要因ではないということだ。しかし、確実にそうなるので、残された時間を使用し、適切に対応しておくことが最善である。

 

 

最適化戦略

Google は協力的であり、各バイタルに詳細な最適化ガイドラインセットを提供している。同社は、読み込みを高速化するために、サーバー応答時間を改善し、レンダリングの障害となる JS や CSS を減らし、リソースの読み込みを高速化することを推奨。そして、インタラクティブ性の向上のために、コード分割と JS の使用の削減を推奨している。最後に、視覚的安定性を高めるためには、画像や動画のサイズ属性を指定し、コンテンツをページは上部から読み込むことも推奨している。

 

5. ユーザー行動

Googleが実際のところ、行動指標に基づいてページをランク付けしているかどうかについては、SEOのコミュニティでも不明な点が多い。Googleはこれを使用していないと言うが、使用を裏付ける説得力のある証拠も存在する。

 

ここで述べているユーザー行動指標は、クリックスルー率(CTR)、バウンス率(サイト訪問時に、ランディングページだけを閲覧して離脱した割合)、セッションの深さ、セッション持続時間を指す。サイト上のユーザー行動指標のパフォーマンスを確認するには、Google Analytics(Googleが提供するウェブページのアクセス解析サービス)とGoogle Search Console(Googleが提供するサイト解析サービス)のアカウントを使用する。

 

 

最適化戦略

ユーザー行動指標の改善は、魅力的なコンテンツ作成と深く関連している。例えば、CTRは、検索結果に魅力的なスニペットが表示されるかどうかにかかっている。一方、バウンス率、セッション期間、セッションの深さ(特定の1回の閲覧セッションで閲覧されたページ数)は、ページ上に何か楽しめることがあるかどうかに依存している。ユーザーの継続的なエンゲージメントを獲得するためには、ビジュアルと内部リンクを多用した高品質のコピーを作成しなければならない。目標は、訪問者をキャッチし、自社セールスファネルに送り込むことである。

 

6. 構造化データ

タグの選択肢は何千もあるが、タグを用いることで、Googleに自社コンテンツに関するあらゆる詳細情報を伝えることできる。データを構造化することによって、著者、評価、製品の機能、場所などのタグ付けが可能となる。そして、エンティティ間のリンクを作成したり、ローケーションをピンしたり、検索スニペットにリッチな要素を盛り込んで強化したりと、SEOにも効果を発揮する。

 

 

 

最適化戦略

技術に関する専門知識がない場合は、Google Structured Data Markup Helper(構造化データ マークアップ支援ツール)を使うのが最適である。マークアップの種類を選択して(記事、ローカルビジネス、および、商品を選択することを強くお勧めする)、強化したいページへのリンクを入力する。次に、テキストのビットをハイライトし、対応するタグを選択。完了したら、HTMLファイルを保存し、自社ウェブサイトにアップロードする。さらに追加的なステップ として、構造化データが実際にGoogle Rich Result Test/リッチリザルト(通常の青色リンクよりも高度な機能を持つ、Googleサービスの検索結果)テストを使用し、実際に、表示されているかをチェックする。

 

 

7. Google マイビジネスリスティング

Googleマイビジネスリスティングに登録し、最適化し、維持することは、自社ローカルSEO対策として実行できる唯一の、そして、最も重要なことである。Google My Business自体が、自社SEO対策における重要なアセットとなり、企業を一つの事業者として確立させるために役立つ。さらに重要なことは、ローカル検索でのパフォーマンスを飛躍的に向上させるという点である。一度リスティングを作成すると、Googleマップだけでなく、ローカルビジネスパネルにも表示され、近くにいる検索ユーザーに自社ビジネスを提示することが可能となる。

 

 

最適化戦略

まず、Google My Business(Googleでのビジネスや組織のオンラインプレゼンスを管理するための無料サービス)にアクセスして、プロフィールを作成、または、登録する必要がある。いくつかの基本的情報の提供とオーナーであるかどうかの確認を求められる。これが完了すると、Google My Businessのダッシュボードに移動し、自社リスティングを強化する様々な追加的な方法を参照することができる。最低限可能なことは、説明文、営業時間、写真を追加することだが、それ以外にも多くの優れた機能がある。Google は、常にGoogle My Businessに新機能を追加しており、その機能は非常に高度になっていて、独自のウェブサイトとほぼ変わりはない。

 

8. モバイル最適化

モバイルファーストのインデクシング(Googleのクローラーが収集したWebページをデータベースに格納すること)が本格的に展開される。Googleは、2020年9月から、全ウェブサイトを例外なく、デスクトップ版ではなくモバイル版で評価すると発表している。つまり、自社ウェブサイトを検索結果でランキングさせたいのであれば、確実に、モバイルユーザー向けに設計されていなければならないということだ。

 

最適化戦略

Googleのモバイルフレンドリーテストにアクセスし、URLを送信することで、自社ページがモバイルフレンドリーかどうかをチェックできる。モバイルフレンドリーであれば、グリーンライトが表示され、そうでなければ、改善すべき点をいくつか提案してくれる。

 

ウェブサイトをページごとにチェックするのは、現実的とは言えない。そこで、Google Search Consoleを使って、すべてのページを一度にチェックすることが可能である。ツールを起動し、Enhancements(機能強化)からMobile Usability(モバイルユーザビリティ)に進むと、改善提案リストとともにレポートが表示される。

 

 

最後に

進化を続けるGoogleのアルゴリズムは、常に把握しておくことが重要である。キーワードやバックリンクといったいくつかのランキング要因は、徐々に重要度が下がっている。そして、ユーザーエクスペリエンスや意味飽和のような他のランキング要因が、それらに代わろうとしている。しかし現時点では、上記リストは、SEO戦略に追加すべき非常に堅実な戦略のセレクションであろう。

 

※当記事は米国メディア「Marketing Land」の9/15公開の記事を翻訳・補足したものです。

 

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