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ノウハウ・ツール
公開日2020/01/06

2020年に利用したい、グローバルで活用されている6つのソーシャルリスニングツール

顧客インサイトの獲得を目的として多くのブランドがソーシャルメディアを活用し始めるにつれ、ソーシャルリスニングツール(業界動向把握やトレンド予測、ブランドの改善のためにソーシャルメディア上での人々の会話や自然な行動に関するデータを収集・調査・分析するツール)が躍進を遂げている。以下、2020年に注目すべき上位6つのソーシャルリスニングツールを紹介していこう。

 

実生活で、人々の心を読むということは非常に不確かなことだ。とはいえ、人々の考えを読むことによるビジネス上の利益は無限にある。そして、ソーシャルメディア・モニタリングは、正確には人々の考えを読むということではないが、それに限りなく近づいている。

 

ソーシャルリスニングを活用することで、人々がソーシャルメディアやWeb上で、ブランド、業界、競合他社について何を話しているのかを知ることができる。― 多くの場合、ソーシャルリスニングによってデータ取集していることには気づかれていない。検索するワード選択と結果のフィルタリング方法を知っていれば、信ぴょう性が極めて高く、偏りのないビジネス上必要なインサイトを収集することが可能となる。

 

ここでは、来年、インサイトを獲得しそれに基づいた行動を起こすために、最も有益なソーシャルメディアおよびWebモニタリングツールを見ていこう。

 

※当記事の元記事は、Awario社のスポンサー記事のため、1番目に紹介しているAwarioについては、特徴や強味などが他サービスと比較して強調されて記載されている可能性があります。

 

1. Awario

エンタープライズ(企業)レベルの機能を備えた手頃な価格のソーシャルリスニングと分析。

Awario  は、月額29ドルから始められる(ついに登場した!)プランなど、あらゆる規模の企業にとって手頃な価格でソーシャルメディアとWebモニタリングを行うことができる比較的新しいツール。エンタープライズレベルのツールで提供されているのと同様の、多くの機能を提供する。

 

このツールを活用することで、自社ブランド、競合他社、業界に関するメンションの監視や、不明瞭なユースケース(ユーザーとシステムのやり取り)のための複雑なブールクエリ(論理演算子を使用し検索結果を調整するもの)を設定することができる。例えばAwarioを使うことで、コンテンツの盗用コピーの検出や、リンクが貼られていないブランドのメンションを見つけてリンクを張り、自社サイトへの新たなバックリンクをモニタリングすることができるのだ。

 

Awarioプラットフォームでは、すべてのユーザー向けの無料アドオンとして、Leadsと呼ばれるソーシャル販売ツールも提供している。このツールは、予測インサイトを使用し、自社製品と類似の製品をおすすめしている人や、競合他社製品の代替品を探している人を検出する。

サポート対象ネットワーク: Facebook、Twitter、Instagram、YouTube、Google +、Reddit、ニュース、ブログ、ウェブ

 

特徴:

  • 柔軟なクエリを設定し、結果の精度を向上させるためのブール検索モード。
  • 最も影響力のある人々が、自社ブランド、競合他社、または業界について話している内容を要約するインフルエンサーレポート。
  • ソーシャルメディアで見込まれる売上のための無料アドオンLeads。
  • 感情分析、ロケーションと言語による分析、すべてのプランで無制限に過去データが利用可能などのエンタープライズレベルの分析。

 

価格: Awarioでは、アプリを十分に試すことのできる無料トライアルを提供している。「Starterプラン」の価格は月額29ドルから。サービス利用者は、3つのモニタリングアラートで、1か月あたり30,000件の新たなメンションを検出できる。最も人気のある「Proプラン」は、月額89ドルで10件のアラートと100,000件のメンションを検出。「Enterpriseプラン」では月額299ドルで50件のアラートと500,000件のメンションが含まれる。年間プランを選択した場合は、2か月間無料で利用可能だ。

 

 

2. Agorapulse

成長過程にあるビジネス向けソーシャルメディアマネジメントとモニタリング。

スタンドアローンのソーシャルリスニングまたはレピュテーション・マネジメント(評判管理)プラットフォームに投資する準備が十分に整っていない場合、Agorapulseはスケジューリングとモニタリングの両方を断片的に可能にする優れた2-in-1(2つの要素が統合、1体化されたサービス)オプションといえる。このツールは、自社とつながっているアカウントの「@(メンション)」と、ソーシャルメディアの投稿に対するコメントを検出し、さらにTwitterで選択したキーワードでの検索が可能。また、このツールを使用することで、自社のソーシャルメディアオーディエンスからインフルエンサーを特定し、ワンマウスクリックで、自社チームを彼らの会話に参加させることができる。

 

Agorapulseでは、Webモニタリングは提供していないものの、主にソーシャルなメンションに興味がある場合には最適な選択である。

 

サポート対象ネットワーク: Facebook、Twitter、Instagram、YouTube

 

特徴:

  • 重要なメンションにタグ付けする機能。
  • チームメンバーの会話参加を可能にする。
  • インフルエンサーとブランドアンバサダーを特定するオーディエンス・インサイト。
  • 見込み客とインフルエンサーのリストを作成できるビルトインCRM(顧客関係管理)。

 

価格設定:まずアプリを試してみたいという場合には、無料トライアルがある。「Smallプラン」の価格は月額49ドルから始まり、3つのソーシャルメディアプロファイルと1人のユーザーが接続可能。 「Largeプラン」 は、月額199ドルで最も人気のあるオプションだ。25件のプロファイルをマネジメントし、6人のユーザーが接続できる。エンタープライズソリューションは、月額299ドルで4 0件のプロファイルと12人のユーザーが接続できる。

 

3. TweetDeck

複数のTwitterアカウントを管理し、メンションを監視するための便利なツール。

TweetDeck  はTwitterの公式ソーシャルメディア・ダッシュボードでで、Twitterのビジネス上のプレゼンスをマネジメントできる。特に、複数のアカウントで定期的に投稿している場合は有効である。このツールはカラム(段組)レイアウトで構成されており、フォローしている人からのフィード、トレンドの投稿、ダイレクトメッセージ、選択したキーワードのメンションなど、いくつかの「ストリーム」を追加できる。

 

今年の後半には、言語とロケーションのフィルター、除外キーワード、および日付範囲を指定して検索結果を絞り込むTwitterの検索機能にアクセス可能に。その後、同アプリに接続している任意のTwitterアカウントに代わり、メンションの会話に参加できるのだ。

 

サポート対象ネットワーク: Twitter

 

特徴:

  • ロケーション、言語、除外キーワードなどによるビルドインTwitter検索フィルター。
  • 複数のアカウントのTwitterスケジューリング機能。
  •  常にフィードを整理された状態で維持できる使いやすいカラムレイアウト。

 

価格: 無料

 

4. Keyhole

Twitter、Instagram、ニュースのリアルタイムハッシュタグとキーワードトラッカー。

 

Keyhole は、またもう一つの2-in-1ソーシャルメディアツールだ。投稿を自動化し、TwitterやInstagramでキーワードやハッシュタグの追跡することができる。さらに、ブログやニュースサイトでブランドのメンションの確認も可能。このツールには、「感情分析」、「キーワードクラウド」、ソーシャルメンションがどの国からのものかを示す「メンションマップ」などの分析機能も備わっている。

Keyholeのハイグレードプランには、業界インフルエンサーの追跡、過去のメンションのロック解除、KeyholeのデータへのAPIアクセスの取得などといったプレミアム機能も含まれている。

 

サポート対象ネットワーク: Twitter、Instagram、ニュース、ブログ

 

特徴:

  • ソーシャルメディアマネジメント機能。
  •  感情分析、キーワードクラウド、メンションマップなどの効果的な分析。
  • ハイグレードプランで利用可能なAPIアクセス。

 

価格設定: Keyholeの「Basicプラン」は月額49ドルで、1回のキーワード検索と毎月5,000件のソーシャルメディア投稿ができる。このツールには4つのプランがあり、最も人気があるのは、月額599ドルの「Corporate オプション」で、10回の検索と250,000件の投稿が可能。最も高額の「Enterprise プラン」には、検索数と投稿数はカスタムで、価格は月額1,000ドルからとなっている。

 

5. Mention

豊富なデータとカスタマイズ可能なレポートによるリアルタイムのソーシャルメディア・モニタリング。

 

Mention もまた、ソーシャルメディアおよびWebモニタリングツールだ。こちらのツールではリアルタイム検索に注力しており、アラートを設定することで過去24時間の実績データが表示される。過去データは、「Custom プラン」でリクエストに応じて入手可能。

このMentionでは、ソーシャルリスニング以外にも、キーワードを素早く検索してTwitterやInstagramのインフルエンサーを見つけることができる。このツールを使用することで、選択したインフルエンサーをリストに追加し、CSVに保存してCRMツールにインポートすることが可能だ。

Mentionでは、細かい設定なしに、データ豊富なレポートを抽出することができる。しかし、このツールの要となっているのは、ブランドのパフォーマンスを測定するInsights Centerであり、独自のカスタムレポートを作成して自動配信ができる。

 

サポート対象ネットワーク: Facebook、Twitter、Instagram、YouTube、Google +、Reddit、ニュース、ブログ、ウェブ

 

特徴:

  • メンションを整理できるタグ。
  • インフルエンサーの発見とマネジメント。
  • 独自のカスタムレポートを作成し、自動配信する機能。
  • Slackチャネルにブランドまたは競合他社についての最新のメンションを送信するSlack統合機能。

 

価格設定:プランを決定する前に、無料トライアルでお試しすることが可能。月額29ドルの「Soloプラン」には、2個のアラートと3,000件のメンション、「Starterプラン」では、月額99ドルで5個のアラートと5,000件のメンションを提供する。リクエストに応じて利用可能な「Custom プラン」もある。

 

6. Brandwatch

エンタープライズ向けのソーシャルメディア測定と詳細な分析。

Brandwatch  は、分析の観点からみて最も堅実なソーシャルリスニングツールの1つだが、その分高価なツールともいえる。こちらのツールでは、モニタリングの側面に加えて、画像認識、オーディエンスに関するデモグラフィックデータ、ニッチなトレンドトピック、APIアクセス、カスタマイズ可能なパワーポイントでのプレゼンテーションにエクスポートできるダッシュボードを提供する。

 

Brandwatchは、Viziaという独自のデータ視覚化プラットフォームも提供している。このツールを使用することで、Brandwatchのデータを視覚化できるだけではなく、多数のインテグレーション(顧客データ分析を行うGoogle Analytics、インフルエンサーの特定などを行うBuzzsumo、コンテンツの作成、共有、測定を行うHootsuiteなど)から得たインサイトと組み合わせることができる。

 

サポート対象ネットワーク: Facebook、Twitter、Instagram、YouTube、Google +、PinterestSina WeiboVKQQ、ニュース、ブログ、ウェブ

 

特徴:

  • 性別、興味、職業、視聴者の位置情報などのデモグラフィックデータ。
  • ブランドのロゴを含んだ画像を検索できる画像分析。
  • メンションを収集するための優先サイトを追加する機能。
  • 業界のトレンドトピックを特定できる可能性がある。

 

価格設定: Brandwatchは、エンタープライズレベルのツールである。最もお手頃価格のProプランは、月額800ドルで10,000件のメンションと30日間の過去データを蓄積できる。リクエストに応じてカスタム可能な「Enterprise プラン」が利用できる。

 

ソーシャルリスニングツールを活用する前に

多くのブランドが市場調査や顧客インサイト、競合分析、さらには販売において、ソーシャルメディアに注目を集めるにつれ、ソーシャルリスニングツールはさらに効果的で手頃な価格になりつつある。

どのソーシャルメディアリスニングツールを使用する場合でも、データに基づいて行動していなければモニタリング自体には価値がないということを忘れてはならない。ソーシャルで話題にしてくれている人々と交流し、ソーシャルリスニングツールの分析を活用することで、トレンドをつかむことができる。それをマーケティング、顧客サービス、製品戦略へ適応させるのだ。競合他社よりも先に―。

 

※当記事は英国メディア「Marketing Land」の12/19公開の記事を翻訳・補足したものです。

 

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