デジタルマーケティングエージェンシー、シンクリンク株式会社は、イタリアのEコマース向けオートメーションツールベンダー「salesoar」との業務提携を行い、EC事業者向け検索広告自動化ツール「salesoar」の日本での独占販売代行を開始した。

 

この「salesoar」は、日本のEC業界・運用を担う広告代理店において、人的リソースにおける限界という課題を、商品データフィードと連動した広告運用の自動化を用いることで解決できるようになる。人的リソースの限界がボトルネックになっていても、ツールの導入による自動化を推進する事でROASの向上が期待できるとのこと。

今回の業務提携に至った経緯について、シンクリンクのCEOは、「EC事業者は規模感に関わらず、新しい商品が出る度に入稿を行う必要性があり、業務委託先の代理店や自社の人的リソースに依存してしまう傾向にある。本来は商品を入荷したら、即時に広告配信を行うべきだが、リソースだけではなく実作業に多くの時間を要する問題が発生する。そんな環境の中、salesoarは個別の商品群に対してフォローしきれない・していない多くの代理店や事業者の悩みを解消できると感じた。また、salesoarはシンプルなツールである為、英語環境の管理画面でも使い勝手が良く、誰でも簡単に使用でき、受け入れられやすい。多くのクライアントから評価を受けており、年間600億円以上のリスティング予算を回しているという事実がとても魅力的であり、それが対外的な評価であると考え今回の業務提携に至った。」と述べた。

 

salesoarの自動化機能により、従来の人による細かなGoogle広告キャンペーンの運用や広告作成、設定作業に費やす時間を大幅に削減し、最適化することが可能となる。またsalesoar調べによると、30%の年間広告予算は在庫切れの商品や取り扱いの無い商品に投下されていると言われているが、Eコマースで更新されたすべての商品と在庫情報が、対応するGoogle広告のキャンペーンと自動的に同期することでこれが解決できるようになる。余分な報告費用や時間を減らすと共に、関連性の高いキーワードや何千もの広告を自動生成することにより、広告主がROASを向上させることに繋がるとのこと。