ホットリンクグループで、ソーシャルビッグデータをベースにした市場調査やプロモーション、越境EC支援等を行う株式会社トレンドExpressは、中国・長沙市を中心に内陸部に営業地盤を持つ湖南奇樹網絡科技有限公司(以下:SN‘SUKI)と事業提携し、中国現地で店舗とオンラインを組み合わせた販売を行っていく。

 

今回の事業提携により、現在中国の中でも特に経済成長の著しい内陸部の新1線都市・2線都市を中心に、よりローカライズした販促・プロモーション展開が可能となった。また、トレンドとSN‘SUKIが展開する、リアル店舗とECを組み合わせた、Webからリアル店舗へ誘導し、商品購買に結び付ける施策「O2O型販売」を行う海外ブランド化粧品専門店「SN‘SUKI(読み「エスエヌ スキ」)」において、日本商品を販売する新たな越境ECサービス支援事業を開始する。既に、7月から提携第1弾として、「Spa treatment」のブランド名でスキンケア商品等を手がける株式会社ウェーブコーポレーションの商品を、「SN‘SUKI」店舗10店に展示しECサイトでの販売を開始している。

 

トレンドExpressでは、独自のSNS分析をもとにしたコンテンツ制作からプロモーションの実施、効果測定までをワンストップでご提供するサービスや、日本在住のソーシャルバイヤーのネットワークを活用したCtoC型越境ECサービス「越境EC X(クロス)」等を通じて、日本企業約300社の中国マーケティング支援を実施している。

一方、SN‘SUKIは店舗スタッフによるカウンセリング・商品体験の提供や、店内の各商品にQRコードを付け、ECサイトでの商品購入を促進、さらに、WeChatなどのSNSからブランド認知促進と店舗集客を図るO2O型販促活動を展開している。
今後「SN‘SUKI」の店舗では、中国国内店舗で未発売商品ながらも、インバウンドや越境ECにおいて流通し、消費者から高い人気の「スパトリートメント UMB ストレッチiシート」など合計5商品を展示し、商品体験を通じた越境ECでの販売拡大を図っていくという。Webからリアル店舗へ誘導することで商品購買に繋げていき、更には購買地域が大きく広がることで、新規顧客獲得率は大幅に上がるだろう。