英国の消費者は2018年に、7人に1人がソーシャルメディアを経由して主にファッションや美容カテゴリの商品をオンラインで購入した。そのうち10人に1人が、ソーシャルメディア詐欺の被害にあったという。

 

ドイツに本部のあるグローバルアフィリエイトネットワークAwinの英国成人2,264人を対象に実施した調査によると、過去12か月間にソーシャルメディアを経由して買い物をした消費者は14%のみであった。そして、調査対象のほぼ半数は、最初にソーシャルメディアで見た商品を、ソーシャルメディア経由以外で購入したことがわかった。

 

こうした前向きな兆候にもかかわらず、ソーシャルメディア経由で商品を購入したことがある人の10分の1近くが詐欺に見舞われていたという。詐欺の主な内容は、「商品が届かない(36%)」、「宣伝と商品が異なる(26%)」、「売り手がメッセージに返答しない(21%)」だった。

 

興味深いことに、ソーシャルチャネル経由で買い物をすることを目的に小売業者をフォローしているという消費者はわずか10%だった。小売業者をフォローする主な理由として、「コンテンツが面白い(21%)」、「製品の写真を見るため(16%)」、「ブランドに関する情報を得たい(13%)」が挙げられている。

 

一方、調査対象者の12%が「自分がフォローしているインフルエンサーが商品を身に付けているのを見てから、その商品を購入した」と回答。その過半数が、インフルエンサーのアフィリエイトリンクから購入したという。しかし、英国の消費者の52%はインフルエンサースポンサード投稿にうんざりしているとのこと。

 

Awin英国担当マネージャのIan Charlesworth氏は「今回の調査によって、我々が目にしている通り、ソーシャルメディアが小売チャネルとしてますます重要な役割を果たすようになっていること、そして適切に利用すればブランドの成功への貢献は疑いの余地がないことがわかった」と語った。さらに「消費者が、商品を探すときに、ソーシャルメディアを最初に利用することは、ますます一般的になってきている。しかし、だからとって、詐欺に対する懸念や、よりよい条件で購入条件を探し求める買い物客が存在するため、必ずしもソーシャルメディア経由の購入につながるとは限らない。今後は、ソーシャルメディアチャネルからの商品購入を促す画像検索や統合決済のような技術を組み込んだ機能の強化が期待できるだろう」と述べた。

 

※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の5/23公開の記事を翻訳・補足したものです。