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2018/11/14

欧州アパレルECのZalando、イタリアで初めて送料を請求か

無料配送と返品ポリシーなしにドイツのファッションECサイトZalandoを語ることはできないだろう。しかし、このユニークなセールスポイントは、今やあまり特別ではなくなっている。Zalandoはイタリアにおいて、注文金額が25ユーロ未満の場合、顧客に送料を請求することになると報じられたのだ。

Zalandoが配送料を求めるのは初めてのこと。2008年のスタート当初から、Zalandoは無料配送と返品サービスを提供して販売を推進してきた。この取り組みのお陰で、同社はすぐにヨーロッパ最大のオンラインファッション小売業者に成長してきたのである。

 

ヨーロッパにおいて第3四半期は弱含み

しかしZalandoは、今年の第3四半期に大幅な損失と予想を下回る収益成長を記録した。同社は、前年度の11.1百万ユーロの損失と比較して、今期は41.7百万ユーロの純損失を計上している。

 

送料3.50ユーロ

これは事業の行き詰まりの兆しになるかもしれないが、Zalandoは近い将来、イタリアでの送料を請求することにしたと報じられた。もし購入額が合計25ユーロ以下の場合、消費者は3.50ユーロの送料を支払う必要があるとのこと。

筆者は試しに、Zalandoのショッピングカートに4ユーロ相当のシャツを入れ、Zalandoイタリアの注文プロセスを確認したところ、まだ送料の請求は行われなかった。具体的にいつ同社が送料を請求しはじめるかは、今のところ不明である。

 

“イタリアだけ”

Zalandoの新しい戦略は、おそらく「1注文1アイテム」というイタリア人顧客特有の購買行動への対応という見方も。「この(イタリア人の)購買行動は特別なケース。Zalandoが展開しているヨーロッパの他の15か国では、送料請求は計画されていない」とドイツのECメディアNeuhandeln論じている

 

※当記事は英国メディア「E-Commerce News Europe」の11/8公開の記事を翻訳・補足したものです。