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マーケティング
2018/10/05

受け取るDMの通数が多い人ほど受信するメルマガの数も多く、パーソナライズDMは徐々に浸透傾向

トッパン・フォームズ株式会社は郵便物を中心にEメール、SMS、LINE、その他のアプリにおける生活者の確認度合いの実態を把握すべく自主調査を実施。この結果、1週間で受け取るDMの通数が多い人ほど受信するメルマガの数も多く、通知確認の早さに関して郵便とモバイルでは大きな差はないことのほか、パーソナライズDMが浸透しつつあることが明らかとなった。

 

1週間でDMの受け取る数が多い人ほど、受信するメルマガの数も多い。

まず、1週間で平均どのくらいのDMを受け取っているか質問したところ、「1通~5通程度」では55.5%(2014年)から47.7%(2017年)と7.8%減少した一方、「16通以上」が20.8%(2014年)から30.3%(2017年)に9.5%増加し、平均受け取り通数鵜も7.6通(2014年)から9.1通(2017年)に1.5通増加した。また、メールマガジンの受け取り数を尋ねたところ、2014年と2017年を比べて受け取り通数にほとんど変化はなかった。

さらに、1週間に受け取るDMの平均通数とメルマガの平均通数をクロスしたところ、受け取るDMの通数が多いほど、受け取るメルマガの通数も多くなることが明らかとなった。とりわけ、DMの「11~15通程度」と「16通以上」での差が大きい。

SMSやLINEの通知、年配層に期待が持たれる

次に、各通知の確認度合いを世代別に比較したところ、全世代で「郵便物」の確認度合いが最も高いことが明らかとなった。これに次ぐのがEメール、SMSとなり、長年利用されている通知サービス程確認されやすいことが分かる。

年代別に見ても1位郵便物、2位Eメールは変わらないが、さらに郵便物もEメールも、30代でやや下がるものの、40・50・60代と年代が上げるについれ確認度合いも上がる傾向が見られた。さらにSMS、LINE、その他アプリに注目すると、若年層は「利用者は多いが、通知を毎回確認しない人も多い」、年配層は「利用者は多くないが、通知は毎回確認する人が多い」というような違いがみられた。

年配層に関しては、「利用していれば、通知は毎回確認する人が多い」ため、今後スマートフォンの普及に伴い利用が増えれば、郵便物と同様にアプローチしやすい手段になり得ると考えられる。

 

郵便受けに届く通知も、モバイル端末に届く通知でも確認されるタイミングに大きな差はない

通知確認のタイミングについて、通知が届いたその日に確認する割合は郵便物が最も多く82.5%であり、その他のアプリが最も低い70.8%であった。全ての通知に関して、7割以上の人が通知が届いたその日に確認すると回答しており、ほとんどの人が遅くとも1週間以内に通知を確認することがわかる。また、大きな差ではないものの、通知手段によって確認されるタイミングに差があることが明らかとなった。

 

パーソナライズDMは徐々に浸透傾向にある

自分の年齢や性別、これまでの商品・サービスの購入履歴などに基づいて、自分にお勧めの情報がのってるDMが送られてきたときはどのように思うか尋ねたところ、「自分にメリットのある情報をもらえるのなら構わない、好ましい」という意見が43.2%で最も多く、微増し続けている回答だ。また、「特に何も思わない」という回答も2014年よりもポイントを上げて24.6%に、逆に「好ましいと思わない」という回答は減少し続け、30.9%であった。

男女別にみると「構わない、好ましい」は男性で多く、逆に「好ましいと思わない」は女性で有義に高い。とりわけ男性40代が「構わない、好ましい」が最も多く、許容度が高いと言える。このことから、個人の年齢や性別、購入履歴などに基づいて作られるパーソナライズDMが徐々に人々に受け入れられていることが伺える。

 

今回の調査より、人々が店舗から受け取る「通知」は郵便物が多いことが明らかとなった。また通知確認に郵便でもモバイルでも大きな差はないことが分かる。とはいえ、郵便によるDMと比べてEメールやLINE、SNSといった通知方法のほうが、他の通知に埋もれて確実に確認してもらいにくいということが考えられる。ユーザーへの通知から確認、購買行動に繋げるためには、「通知がユーザーにとって得なものである」と認識させる必要があり、その点でパーソナライズDMは有効なものだといえるだろう。