Facebookは2018年7月にスマートスピーカー市場に参入し、2つのデバイスを展開することを正式に発表した。

 

Digitimesによると、2種類のデバイスはAlohaとFionaというコードネームを持ち、どちらも15インチのタッチスクリーンを搭載しているとのこと。元々は5月までのリリースを予定していたが、より良い音質を追求しソフトウェアを改良するために期限を伸ばしたようだ。

タッチスクリーンはLGのものを使用予定で、台湾の電子部品メーカーであるPegatronと独占契約してデバイスの組み立てを行う。

Alohaというコードネームで開発されているデバイスはPortalという名で売り出す予定で、Fionaよりもより洗練された音声認証、顔認証を提供。さらに、Portalには多くのソーシャルネットワーク機能が付いており、Facebookがソニーミュージックやユニバーサルミュージックと契約を結びミュージック再生機能も搭載されている。一方でFionaに関する情報は少ないが、シンプルなビデオ通話に特化したものになるようだ。

Facebookは今後5年以内に独自のビデオコンシューマーデバイスのエコシステムを導入しようと計画しているようだ。今回のスマートスピーカーはこの計画の第1段階である。

 

<参考>

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※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の2/15公開の記事を翻訳・補足したものです。