配車サービスを提供するインドのOla社が、オーストラリアでサービスを開始する。これは同社初の国外進出となり、既に現地でサービスを展開している米国の自動車配車サービスUberと競合する。

 

2011年に設立されたOla社はインドで125万以上の利用者がおり、乗車数は毎年10億回にも上る。この数字は110の街にいる100万人以上のドライバーによって支えられているものだ。

Ola社は今後数か月でサービスを開始することを視野に入れ、シドニーやメルボルン、パースで協力が見込めそうな自動車所有者の募集を開始。

同社の共同創設者兼CEOのBhavish Aggarwal氏は「オーストラリアでOlaを立ち上げ、新しい技術と革新を取り入れたライドシェアエコシステムの大きな可能性に期待している」と述べた。さらに「ドライバーパートナーとコミュニティ全体に重点を置いて、高品質で低価格のトラベル体験を提供したい。そしてオーストラリアで健全な移動手段のエコシステムに貢献することを楽しみにしている」と続けた。

 

※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の1/30公開の記事を翻訳・補足したものです。