グローバル化進むブラックフライデー、一方サイバーマンデーは北米のみの限定的 | EC業界ニュース・まとめ・コラム「eコマースコンバージョンラボ」
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2017/12/06

グローバル化進むブラックフライデー、一方サイバーマンデーは北米のみの限定的

ある国際調査により、本格的に始まったホリデーシーズンについて重要な事が明らかになった。

2017年のブラックフライデー(感謝祭の翌日)の前週に、年末にかけての消費者動向の予測調査が行われた。先進国8か国で3,400人に対して行われたこの調査では、ブラックフライデーはアメリカ以外の6か国でも2桁の人気率を誇るが、一方で、感謝祭明けの月曜日にあたるサイバーマンデーの人気は、北米以外ではわずか4%で頭打ちとなっていることがわかったという。世界最大のオンライン翻訳会社One Hour Translationが2017年11月に実施したこの調査は、年末のショッピングイベントに対するオンライン消費者の好みについて、各国の視点の違いを示した。One Hour Translationは世界中の何千ものeコマース企業にローカリゼーションサービスを提供している。

 

ほとんどの消費者が期待しているイベントはブラックフライデー

このオンライン調査は、米のオンライン市場調査サービスGoogle Consumer Surveysを使い、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、スペイン、オーストラリア、日本の先進8か国の3,400人を対象に実施されたもの。One Hour Translationの「今年期待しているオンラインショッピングイベントはどれか?」の質問に対し、調査対象者は複数回答が可能。回答は米国から1,000名、英国から600名、残りの参加国から300名ずつ得られたという。

米国では、2017年11月24日に開催されたブラックフライデーを心待ちにしている回答者は14.5%だったのに対し、サイバーマンデー(11月27日)は16%だった。他国のブラックフライデーへの期待度は、以下の通り。

カナダ(約26%)、スペイン(約22%)、フランス(約21%)、英国およびドイツ(それぞれ約19%)、オーストラリアおよび日本(各国約10%)

 

調査に参加した8か国の平均で、回答者の17%がブラックフライデーを楽しみにしていたのに対し、サイバーマンデーを楽しみにしていた人は約8%、独身の日(W11・中国で独身の人々を祝う休日)に期待していた人は約3%だった。この結果を受けて、ブラックフライデーは米国以外でも重要なショッピングイベントになっていることがわかる。

一方サイバーマンデーは、北米諸国でのみ2桁の人気率を達成した。米国の回答者の16%とカナダの回答者の10%がサイバーマンデーに期待しており、英国(約4%)、オーストラリア、ドイツ、スペイン、フランス、日本(約3%)の結果と比べてはるかに高い数値だった。

One Hour Translationの共同設立者でCEOのOfer Shoshan氏は「2016年に実施した調査によって、ブラックフライデーが世界中のショッピングイベントの中で最も人気を集める存在になったことはすでにわかっていた。今年もまたブラックフライデーが消費者の間で最も人気のあるショッピングイベントになっている。しかし、数字を見ると、サイバーマンデーに関しては、北米(米国とカナダ)と北米以外の主要経済国の期待値に大きな違いがあることがわかる」と語った。さらに「何千ものeコマース企業と仕事をしてきて分かってきたが、eコマースを取り扱う北米以外の企業には、サイバーマンデーのイベントに企業活動とブランドを結びつけるための投資をすべきだと考える」と続けた。

 

※当記事は米国メディア「Mobile Marketing Watch」の12/3公開の記事を翻訳・補足したものです。