Alipayはモナコ公国と連携した。モナコはAlipayと連携する12番目の国となっている。現在、モナコの高級レストラン、F1ギフトショップ、Chanel、ホテル、チケット売り場などで既にAlipayは利用可能だ。現在までにAlipayを導入した企業は国全体の10%しか占めていないが、モナコの平均収入は17万ユーロを超え、世界のトップクラスとなっている。

 

 

これまで、モナコの観光客は主にクレジットカードと現金を利用している。昨年、モナコは1.25万人の中国人観光客を迎え、これらの観光客は主に現金を利用していた。

今回、Alipayを導入する目的は中国からの観光客に便利な旅行体験を与えるためである。成熟かつ保守的なヨーロッパ市場にとって、モバイルペイメントは非常に新しいペイメント方法である。ヨーロッパではAlipayは積極的にフランスパリ銀行、金融サービス会社SIX Financial informationWirecardConcardisIngenico Groupなどの金融機構と連携。これらの金融機関はヨーロッパの数百万の企業と繋がっているため、今後、ヨーロッパ地域全体で」Alipayが利用できると見込まれている。

 

※当記事は中国メディア「Ebrun」の6/7公開の記事を翻訳・補足したものです。