大手企業のSNSマーケティングを戦略から運用まで一気通貫で総合的に支援する株式会社ガイアックスは、子会社の株式会社CREAVEと共同で2025年7月22日に「Z世代のSNS毎の使われ方が明らかに!Z世代の意識・SNS購買行動調査レポート」を公開した。
調査結果
「Z世代のSNS購買行動」について調査したところ、「SNSを通じてサービスを認知したことがある」と回答したのは89.4%、「SNSを通じて情報収集したことがある」は77.3%、「SNSをきっかけに商品を購入したことがある」が66.5%となっていたことから、SNSは認知から購買までの影響を与えていることが分かった。
「SNSを通じて商品・サービスを認知したことがある場合、どのような投稿を信頼するか」と質問したところ、最も多かったのは「企業の公式アカウントからの情報」で31.4%、次いで「インフルエンサーの投稿」で24.3%、「友人・知人の投稿」が17.9%だった。上位3つが全体の70%以上を占めていたため、これらの投稿の信頼度が高いことがわかる。
「商品やサービスの認知から購買における、各SNSの信頼度」について質問すると、1位は「Instagram」、2位は「YouTube」、3位は「X(Twitter)」となっていた。その反面、「TiKToK」はZ世代からの利用率は高いものの、商品の認知や購買となると他のSNSと比べ低いことが分かった。
「SNS上の広告についての態度や行動について当てはまるもの」を回答してもらったところ、最も多かったのは「広告かどうか気にせず興味があれば見る」が40.4%、次いで「広告だと分かった場合、内容によっては見るのをやめる」で32%、「広告だと分かった場合、内容によっては見続ける」が28.3%となっており、広告だから見るのをやめるのではなく、内容次第で見続けるかの判断をしていることが明らかとなった。
両社のコメント
株式会社ガイアックスのソーシャルメディアマーケティング事業部、庄司 和磨氏は、「ガイアックスは、10年以上に渡り、戦略性の高さを強みとして企業のSNSマーケティングを支援してきました。SNSの使われ方は日々変化しており、その変化を適切に捉えてSNS上でのコミュニケーション設計に組み込むことはSNSマーケティングにおいて不可欠だと考えております。本調査レポートでは、消費者の中でも特にSNS活用が盛んなZ世代がSNSをどのように活用しているのか、媒体別に分析し、企業の商品サービスの認知・購買に寄与しているかを公開しております。Z世代の実に9割が複数のSNS媒体を使い分けており、その媒体特性に応じて利用目的が異なります。Z世代のユーザーが実際SNSをどのように使っているのか、画面上・数値上からは分からないその実態は、SNSマーケティング戦略を構築する上で役に立つはずです。」と述べた。
一方、株式会社CREAVEの営業運用セクション セールスマーケ、加藤 沙加氏は「弊社はこれまで独自のマーケティングノウハウと、35万人を超えるクリエイターとの共創体制を生かし、クライアント様のSNSマーケティング支援をしてまいりました。Z世代にはSNSが有効だと叫ばれて久しいですが、Z世代に向けたSNSマーケティングで成果を上げるには、各SNSの特性及びZ世代の彼らが各SNSをどう使っているのかを踏まえたコミュニケーション設計が不可欠のため、本調査レポートを公開しております。調査結果では、SNS媒体毎の特徴や求められているクリエイティブが明確になり、どのような戦略でSNSマーケティング設計をすべきなのかの参考になる情報かと考えております。」とコメントした。