ECサイト構築プラットフォームを提供する株式会社ecbeingは、グローバルなD2C越境ECサービスを提供するGlobal-e Japan株式会社とパートナーシップを締結した。

 

今回の締結により、ecbeingは、越境ECサービスへの本格参入における強力な連携体制を構築することができ、日本の小売業者やブランドのグローバルEC事業の成長に対してこれまで以上に積極的な支援を行うことが可能となる。

 

 

「Global-e」との連携で実現できること

 

世界各国の通貨での価格表示や決済に対応した越境ECサイトの構築が可能で、Global-eの価格設定エンジンにより、国ごとに販売価格が設定できるだけではなく、ビジネス戦略や市場に応じて価格を調整できる。また、決済時に関税・税金の金額を確定し、支払いに対応、税込みの商品価格も設定でき、エンドユーザーは、商品配達時に高額な関税・税金を請求されることがなくなる。さらに、Global-eがIOSS、GDPR、各国の個人情報保護法など、世界中のあらゆる越境EC関連の規制に対応しているため、安心して運用することが可能だ。

 

 

「Global-e」とは

 

Global-eは2013年に設立され、東京をはじめ世界10か所に拠点を構え、世界700社以上で導入実績のあるD2C越境ECサービス。米国、欧州、アジア各国で、Adidas、Marc Jacobs、Skims、Hugo Boss、Reformation、Versace、Marks and Spencerをはじめとするグローバルブランドに利用されている。世界200以上の国と地域でローカライズされたショッピング体験を提供することで、各市場でのコンバージョン率や売上拡大に貢献し、また、長年蓄積されたビッグデータと豊富な知見を活用し、越境EC販売の成長を後押しする。

 

 

「ecbeing」について

 

ECサイト構築パッケージソフト「ecbeing」は、1999年のサービス販売開始以来、大手や中堅企業を中心に1400サイト以上の導入実績があるECのパッケージシステムで、国内トップシェアを誇る総合ソリューションだ。ecbeingでは、業種や業態を問わず、戦略立案から、デジタルマーケティング、サイト制作、システム構築、運用、データセンターまでワンストップで提供が可能。さらに、運用しやすく、マーケティング支援までサポートする売上を上げられるECサイトの構築から、会員データを活用した店舗連携のオムニチャネル対応のECサイトやスマートフォンアプリの提供も行っている。

 

 

Global-e社とecbeing社からのコメント

 

Global-e Japan代表取締役、ラン・アルモグ氏は、「日本有数のeコマース企業、ecbeing社とともに世界中のユーザーに最適なショッピング体験を提供できることをうれしく思います。ecbeing社との提携はマーチャントの海外販売を簡素化する旅の重要なステップであり、日本でブランドをサポートし、グローバルなD2Cオンライン販売を成長させるための強力なタッグになるはずです。」と述べた。

 

一方、ecbeingは、「インバウンドの需要増加と合わせて今後越境ECがさらに活性化していくことを予測しております。ecbeingGlobal-e社とパートナーシップを締結することで、国内小売業者やブランド企業の越境ECへの本格参入をサポートして参ります。すでに「Global-e」の導入を進めているecbeingのクライアント様もおりますので、今後さらにGlobal-e社と連携を深めて本格的な越境ECへの対応を進めて参ります。」とコメントした。