株式会社フィードフォース(以下、フィードフォース)は、マーケティング・広告運用チームのためのフィード管理ツール「dfplus.io」においてデータフィード利用状況調査を実施した。この結果、データフィード管理におけるツール利用率は88%であり、上位業種のトップはECであること、企業は複数のフィード施策を活用していることなどが明らかとなった。
88%がセルフサーブ型管理ツールを採用
調査の結果、直近半年間(2017年4月~2018年9月)において、新規にフィード管理方法としてセルフサーブツールを採用した割合は88%を占めた。また、2018年10月時点でのセルフサーブ型によるフィード管理を採用する企業のフィード管理数は平均3.4フィードとなり、複数のフィード施策を活用していることが明らかとなった。
さらに、セルフサーブ型によるフィード管理を採用する業種をみると、広告主による利用が57.7%と半数以上を占め、そのうち上位3業種はEC、人材、不動産という結果であった。
ECサイトで人気なのはGoogle・Facebook、利用率は3割
ECサイトにおける利用内訳に絞ってみる。
すると、Googleショッピング広告が34%で最も利用されており、続いてFacebook/Instagramショッピングが33%という結果であった。また、ECサイトにおけるフィード商品数では、1,000点以下の割合が48.8%と半数に迫る水準だ。
フィード管理ツール「diplus.io」
dfplus.ioは商品データをマーケティングでフル活用するためのSaaSだ。同サービスは前年同月と比べ売上高成長率が31.4%を達成しており、サービス利用継続率は98.0%を記録している。
Instagramショッピング機能のためのカタログ作成機能から、Googleショッピング広告、Criteoなど、商品データを利用する各広告のための管理・最適化機能を直観的なUIで提供している。また、設定したデータフィードはプレビュー画面で即座に確認ができ、カラーミーショップやMakeShopといったECシステムと連携して、商品データをインポートすることが可能だ。フィードの最適化で広告成果を改善するだけでなく、複数サイトを集約管理できることからフィード管理費用の削減が期待できるサービスだ。
なお、dfplus.ioでは2016年12月のサービス開始から2周年を記念し、「フィード乗り換えキャンペーン~最大60日間全機能無料トライアル~」を実施し、希望者には現在利用中のデータフィードを対象にフィードフォースのコンサルタントによる無料診断を実施するとのこと。