楽天株式会社は、TVCMキャンペーンをWeb広告でリーチ補完することができる広告配信ソリューション「RMP-Cross Media Reach」の提供を開始。
RMP-Cross Media Reachは、楽天IDに基づくビックデータを活用してターゲットリーチの計画値との差分をWeb広告配信で補完する広告配信ソリューションだ。広告主となるクライアント企業が実施するTVCMキャンペーンのターゲットリーチ状況をWeb広告と同様の「ターゲットインプレッション数」としてリアルタイムで分析し、性年代などの属性データに基づいたリーチ補完を行うことで効率的なキャンペーンを実施する。
また、株式会社デジタルインテリジェンスのTVCMアクチャル到達補完型広告配信システム「CMARC」(シーマーク)と連携し、楽天の広告配信プラットフォーム「RMP-Trading Desk」を用いてWeb広告を配信する。
近年の消費者のメディア利用状況は大きく変化しており、従来のTVCMを中心としたキャンペーンからWeb広告などを組み合わせたキャンペーンが主流となっている。一方で、こうしたキャンペーンは統一された指標での効果測定が難しいことから、出稿媒体によってマーケティング活動が分断されてしまうといった課題があった。今回提供開始したRMP-Cross Media Reachにより、TVCMとWeb広告を組み合わせたキャンペーンをビックデータを基に効果的に進められることが期待される。