楽天データマーケティング株式会社は、楽天株式会社の運営するインターネット・ショッピングモール楽天市場において、企業がブランドサイトを設置できる広告商品「RMP(Rakuten Marketing Platform)Brand Gateway」の提供を本格的に開始した。

RMP-Brand Gatewayは、動画などのコンテンツを使いおすすめ商品を紹介したり、楽天市場の販売店舗に誘導したりすることのできるブランドサイトだ。

集客力の活用や購買への誘導をより効果的に

一般的な企業のブランドサイトは、自由度の高い運用ができる一方で、集客力や購買への誘導などに多くの企業が課題を抱えている。RMP-Brand Gatewayは、国内最大級のインターネット・ショッピングモールである楽天市場の集客力を最大限に活用でき、消費マインドの高いユーザーに訴求することで、ブランドサイトから購買に効果的に結びつけることができる。また、定期的なコンテンツの更新や、閲覧ユーザー層・売上データのレポート提供など、自社サイトのような柔軟性の高い運用も可能となる。

さらに2018年春以降、RMP-Datatool for Brands(仮称)と呼ばれる管理ツールを通じ、利用企業側でリアルタイムにコンテンツ更新・データ閲覧などを行えう機能も提供する予定だ。RMP-Brand Gatewayとして第一弾として、マテル・インターナショナル株式会社の「きかんしゃトーマス」「フィッシャープライス」のブランドサイトを展開。続いて2018年1月以降には約15ブランドがブランドサイトの開設を予定している。

楽天市場は、商品を購入するためだけではなく、商品の情報を集めたり、比較・検討を行う段階でも多くのユーザーに利用されており、企業のブランド訴求にも影響のあるメディアとしての要素を持っている。RMP-Brand Gatewayはこのような楽天の特色を活用化した商品だ。楽天データマーケティングは今後もデータを活用した様々なマーケティングソリューションの提供を通じて、新たなマーケティング手法の開拓を目指す。