米の大手EC企業Amazonは、定額制音楽ストリーミングサービスMusic Unlimitedのサービス対象国に28カ国を追加。4,000万を超える曲を世界に提供している。
Amazonは、スウェーデンの音楽ストリーミング配信サービスSpotifyやApple(Music)の競争相手としての地位を確立するために、AIアシスタントAlexaを前面に押し出し、2016年10月にMusic Unlimitedを立ち上げた。それ以来、英国、ドイツ、オーストリア、日本などへとサービスを拡大している。
Amazon Musicの副社長、Steve Boom氏は「音楽はグローバルに人と人をつなぐ素晴らしいツールである。Amazon Music Unlimitedであれば、Alexaが搭載された様々な機器を自身の声で操作しながら、リスナーは多くの楽曲にアクセスすることができる」と語る。同氏はさらに「2017年12月8日の発表は、Amazon Music Unlimitedと海外の顧客にとって重要であり、これからも世界中の多くの音楽ファンに、厳選したおすすめプレイリストや好きなアーティストの歌を聞くためのまったく新しい方法を引き続き提供していく」と続けた。
同社は現在このサービスを以下の国々へ拡大している。ベルギー、ボリビア、ブルガリア、チリ、コロンビア、コスタリカ、キプロス、チェコ共和国、エクアドル、エルサルバドル、エストニア、フィンランド、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、パナマ、ペルー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スウェーデン、ウルグアイ。
このAmazonの音楽ストリーミングサービスが約30カ国に拡大したのは、GoogleがYouTube Remixというストリーミングサービスの開始準備をしていた直後である。
※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の12/8公開の記事を翻訳・補足したものです。