中国における「家電オンラインショッピングの分析報告」によると、2017年前半、中国のB2C家電オンラインショッピングの市場規模は2,160億元(約3.46兆円)、前年比16.9%増となり依然として市場は拡大を続けている。
モバイル端末を除いたオンラインの市場規模は1,115億元で増加率は全体の倍近い33.1%となっており、家電についてはモバイルでの購入は減速しているようだ。家電のEC化率は24.88%に上り、初めての20%超えと、日本などと比較すると驚異的な数値となっている。
2017年前半、京東(JD)の家電オンラインショッピングの市場シェアは61.3%を占めて他社を圧倒。次いでTmallは28%、Suningは9.4%を占め3社の寡占状態が続いている。
また、農村部への浸透がオンライン・実店舗共に加速。農村部の家電オンラインでの売上高は前年比38.1%増で、都市部より4.9%高い。また、JDの家電専門販売店は3,200店に達し、中国の2.5万の町、45万の村を網羅している。
※当記事は中国メディア「電商報」の8/04公開の記事を翻訳・補足したものです。