EC Intelligenceを提供する株式会社シナブルは、20代~60代のECサイトを月1回以上利用している方を対象に、「ECサイトのコミュニケーション」に関する調査を実施した。




調査結果

 

「ECサイトから通知が届いたらすぐに確認する・利用しやすいと思う方法」について尋ねたところ、通知チャネルとしてどの世代でも利用されているのは「メール」だったが、20代に限っては「LINE」が最多で、「アプリ」おいても他の世代より利用者が多かった。これらの結果から、若年層はリアルタイム性と操作性を重視し、スマートフォンに最適化された媒体を好む傾向がうかがえる。一方で、50代以降になると「メール」の利用率は7割を超えており、従来型の通知チャネルが根強く支持されていることが明らかとなった。

 

 

「ECサイトからの通知で、興味を持つのはどのような内容か」を尋ねたところ、「セールのお知らせ」が60.0%と最多で、次いで「ポイントの有効期限のお知らせ」が53.4%、「自分だけが対象のタイムセールのお知らせ」が39.8%となっていたことから、多くの方が「セール情報」の通知に興味を持っているようだった。

「通知を見てつい購入してしまうのはどのような場合か」について質問したところ、「クーポンが利用できる(62.1%)」「セールをしている(48.7%)」「ポイントの使用期限が迫っている(42.4%)」が上位にランクインしていた。このことから、メリットと期限の提示が、購買の直接的なきっかけになっていることが分かった。中でも特に、「期限付き」や「限定性」がある情報は、ユーザーの判断スピードを加速させる傾向があることもうかがえる。

 

 

「ECサイトからの通知方法で、購入するきっかけになることが多いもの」について年代別で調査したところ、「すぐに確認する・利用しやすい通知方法」と同様に、「メール」は中高年層を中心に高く評価され、20代では「LINE」や「アプリ」の割合が他の年代と比べると利用者が多かった。

 

 

株式会社シナブルついて

 

今回、「ECサイトのコミュニケーション」に関する調査を実施した株式会社シナブルは、ECサイトの売上アップに必要な機能を網羅したクラウド型のソフトウェアである「EC Intelligence」を開発・販売している。主な機能としては「MA・データ分析・CDP」、「MAと統合された検索・レコメンドエンジン」、「Web接客・A/Bテスト・サイト改善」といったものを有している。