Recustomer株式会社は、20~40代の男女112名を対象に消費者の購買行動に関する調査を実施した。
調査結果
「Q. 普段、実店舗で購入したことがあるブランドを、ECサイトでも購入することはありますか?」と質問をしたところ、購入すると回答した人は88.4%(「よく購入する」の47.3%と「稀に購入する」の41.1%の合計)という結果だった。このことから、88.4%の消費者がECサイトと実店舗のクロスユースをしており、一般化してきていることがわかった。
ECで購入しない理由について質問すると「実物を見て判断したい」が最多で58.3%と6割近くが回答していた。次いで多かったのは「送料が高い」で25.0%で、金額よりも商品の内容を気にしている人が多いようだった。一方、購入する理由について見ていくと「店舗に行く時間がない」が50.5%と最も多く、「実物を見たことがある・過去に購入」の49.5%が続いた。この結果のように、実物のイメージがしにくい商品は店舗で選ばれやすいことから、クロスユースには商品イメージを持たせることが重要だと考えられる。また。実店舗からECに販路を強化したい場合は、サンプリングやお試しサービスなど「安心感のある購買体験」を提供することで、クロスユース促進に繋げられるだろう。
「購入意思がありながらも、ECで購入を諦めた経験がある」ことがあるか尋ねたところ、75%と多くの人が諦めた経験があったことが分かった。これを改善するためには、クロスユースの経験があるユーザーがの「ECサイトを使わない理由」を深掘りすることで、LTVを向上できるかもしれない。
「Recustomer」について
Recustomerは、購入後の体験向上・顧客接点創造を実現する購入体験プラットフォームで、注文を追跡して届け予定日を通知する「Recustomer 配送追跡」、返品、交換、注文キャンセル業務を自動化する「Recustomer 返品・キャンセル」、お試し購入を可能にする「Recustomer 自宅で試着」の3サービスを提供している。特別な購入体験を提供することで、ユーザーの体験向上を実現し、EC事業者の売り上げ向上を支援している。