広告主と利用者がTikTokに戻ってきている今、TikTokは依然としてブランドと消費者をつなぐ重要なツールであることを忘れてはいけない。

 

中国の動画共有アプリTikTokは、主にZ世代がダンスの流行を共有するための場所と考えられており、B2Cマーケターにとっては理想的な場所といえる。しかし、その影響力はダンスだけにとどまらない。ノルウェーに本社を置き、ソーシャルメディア分析ツールを提供するMeltwaterによると、TikTok内の広告は、米国の18歳以上の48.8%にリーチできる可能性があるという。

これは、B2Bマーケターにも有益であるといえる。また、Z世代にとっては、「購入する決め手」という位置付けにもなっているのだ。

 

B2Cに適している点は、B2Bにも当てはまる。TikTokはブランドと消費者が直接つながるのに不可欠なツールなのである。TikTokは、アプリ内ショッピング、ライブストリーミング、ブランドハッシュタグチャレンジなどを提供している。しかし、マーケターはTikTokで成功するためには、その独自のカルチャーを理解し、それに合わせて実行しなければならない。

この記事では、TikTokにおいてB2Bが成功するための重要なデータ、ユーザー層、マーケティング戦略、コンテンツ制作、ベストプラクティスについて解説する。


目次

B2BマーケティングにTikTokを使う理由

利用者層

TikTokのカルチャー

TikTokのアルゴリズムの活用

B2Bでの活用例

B2BブランドのTikTok利用方法

TikTokはいつまで米国で利用できるか

 

B2BマーケティングにTikTokを使う理由

TikTokは当初、主にZ世代とミレニアル世代の若年層にアピールしていたが、その後、高年齢層と専門的な視聴者にも広まり、大きな成長を遂げた。今日、多くの意思決定者や業界専門家が情報コンテンツとエンターテインメントの両方を求めてTikTokを利用しており、B2B視聴者を惹きつける有益なチャネルとして位置付けられている。さらに、B2Bの意思決定者は近年若年化しており、かなりの割合がデジタルネイティブであることも重要である。

TikTokのショート動画フォーマットは、複雑な話題を魅力的にわかりやすく表現できる。さらに、TikTokはターゲット広告やインフルエンサーとのコラボレーションなど、さまざまな広告オプションを提供しており、特定のB2B視聴者へリーチしやすくなっている。

TikTokと米国に本社を置く世界的な調査会社Nielsenのデータからも、TikTokは商品を発見するチャネルとして最も急成長していることがわかった。同データによると、商品発見の15%がTikTokから始まっている。また、TikTokのデータによると、現在、広告主は支出1ドルにつき平均で2ドルのリターンがあるという。

 

利用者層

性別分布

TikTokのユーザーベースは比較的性別のバランスが取れており、54%は男性、45%は女性と識別されている。

年齢分布

TikTokは若年層に人気がある一方、視聴者層の大部分は高年齢層が占めている。たとえば、TikTokの米国のユーザーベースの21.7%がミレニアル世代である。また次のような特徴もある。

・TikTokの世界の視聴者の18.2%は18~24歳の女性で、25~34歳の女性は16.3%を占めている。

・若い男性ユーザーはTikTokの視聴者の18%を占めている。

・世界のTikTokユーザーの19%は25~34歳の男性で、18~歳の男性は18%である。

地理的分布

TikTokの利用者数が最も多い上位3か国は米国、インドネシア、ブラジルである。米国の月間ユニークユーザー数(30日間でサイトを訪問した人数)は1億4,800万人で最も多い。インドネシアは1億2,683万人、ブラジルは9,859万人である。

中小企業の経営者

中小企業の経営者はTikTok上の代表的なコミュニティを形成している。英国に本社を置くマーケティングおよびメディア業界向けのパブリッシャーであるThe Drumレポートによると、TilTokで中小企業向けコンテンツに接触したユーザーの半数以上(52%)が商品やサービスを購入しており、同プラットフォームの購買意欲を後押しする力を示している。


2025年2月現在のTikTokの広告視聴者プロフィール

出典:Meltwater

 

TikTokのカルチャー

ショート動画に注力

TikTokは、流行の音楽やサウンドを組み込んだ短尺のバイラル(インターネットで拡散される)動画で急速に成功している。

・流行に左右されるカルチャー

TikTokでの成功は、常に最新のトレンドを把握し、「チャレンジ」に参加しているかによって左右される。

・「For You」Page(おすすめ機能)

「おすすめ(FYP)」は、ユーザーの興味に基づき、TikTokのアルゴリズムによってパーソナライズされ、フィードに表示される。

 

TikTokのアルゴリズムの活用

TikTokのアルゴリズムは、このプラットフォームの核心である。中国政府が、TikTokを中国から出さないと言うほど重要なのだ(プラットフォーム売却の可能性がさらに不透明になった)。ユーザーの「おすすめ」にコンテンツが表示されるかを決定するアルゴリズムに影響を与える要因は次の通り。

・ユーザーとのインタラクション

「いいね!」、「コメント」、「シェア」、「フォロー」はユーザーの興味を示唆し、類似ユーザーの「おすすめ」にコンテンツが表示される可能性が高くなる。

・動画情報

ハッシュタグ、キャプション、サウンドによってコンテンツが分類され、アルゴリズムが動画と関心のある視聴者をマッチングするのに役立つ。

・デバイスやアカウントの設定

位置情報、言語、デバイスの種類などの要素は、コンテンツの「おすすめ」をパーソナライズするが、影響はそれほど大きくない。

・視聴時間と再生回数

高い完視聴率と再生回数を持つコンテンツは品質が良いと判断され、アルゴリズムはより広範囲へリーチさせようとする。

・共有と保存

ユーザーが保存や共有をするコンテンツは高品質と判断され、TikTokはそのコンテンツをさらに多くの視聴者と共有するように動く。

TikTokのアルゴリズムを活用するために、マーケターは次のようなことをするべきである。

・積極的にかかわる

コメントに返信し、フォロワーとやり取りすることで、アクティブで魅力的なアカウントであることを示し、コンテンツの可視性を高める。

・戦略的にハッシュタグを活用する

トレンドとニッチに特化したハッシュタグを組み合わせることで、業界内での関連性を維持しつつ、より幅広い視聴者にリーチする。

・最適な時間帯に投稿する

TikTokのアナリティクスを活用して、視聴者が最も活動的な時間を特定し、初期のエンゲージメントを高める。

・見ごたえのあるコンテンツに注力する

最初の3秒で視聴者を惹きつけ、魅力的な動画を続けることで、視聴時間と完視聴率を向上させる。

・流行りのサウンドを取り入れる

人気のあるサウンドは、現在のプラットフォームにトレンド感を出しながら、発見力を自然に高める。

・共有と保存を促す

「同意であればシェアを」や「あとで見るために保存」というようなCTA(行動喚起)はエンゲージメントを促進し、質の高いコンテンツであることをTikTokに認識させることができる。

A/Bテストで実験

さまざまなフォーマット、スタイル、投稿時間をテストし、視聴者とアルゴリズムに最も響くものを見つける。

・一貫性を持つ

定期的に投稿することで、TikTokにアクティブなアカウントであることを示し、コンテンツが推薦される可能性を高める。

SEO最適化

画面上のテキスト、コピー、クローズドキャプション(効果音なども含めた音声トラックすべてを文字に起こしたもの)、さらにはアカウントのプロフィールにまでキーワードを戦略的に使用することで、アカウントと動画の関係性を改善する。

フォロワーが少ないアカウントでも、「おすすめ」のフィードで高いインプレッション率を獲得している事実は、TikTokのアルゴリズムがフォロワー数に関係なく、あらゆるコンテンツに平等にバズる機会を与えていることを示している。優れたコンテンツが、ターゲットとなるユーザーの興味を惹くことができれば、拡散される可能性がある。


B2Bでの活用例

ここで、B2B企業の具体的なTikTok活用例をいくつか紹介しよう。

・ブランドの個性をアピールする

ブランドボイス(ブランドのコミュニケーションやアピール方法)を維持しつつ、企業の個性や価値観を誠実で親しみやすい方法でアピールする。従業員の声を共有し、チャレンジに参加し、企業文化を明らかにすることで、視聴者との強力なつながりを生み出す。たとえば、米国のソフトウェア企業Adobeは、自社製品を揶揄するのではなく、クリエイティブな寸劇を投稿している。

・ソートリーダーシップと専門知識を共有する

視聴者の「お金を払っても解決したい問題」を解決し、独自の視点を紹介する教育的なコンテンツを作成し、業界の第一人者としてのブランドを確立する。ブログ記事やホワイトペーパーがB2Bのソートリーダーシップ(特定の分野において第一人者としての地位を戦略的に築くマーケティング戦略)を発揮できるのと同様に、TikTokも発揮できる。

・教育的な動画を作成する

視聴者に新しいことを教え、ブランドをニッチな分野の専門家として位置付けるような動画を作る。企業は、製品の説明、業界の洞察、企業文化などを迅速に、そして効果的に共有することができる。

・舞台裏に潜入する

製品開発からチーム文化に至るまで、その瞬間を共有することで、視聴者とブランドとの距離を縮める。これによって透明性が生まれ、ブランドが人間味を帯び、より親しみやすくなる。

・コンテストやプレゼントキャンペーンを開催する

コンテストやプレゼントキャンペーンは、B2Bブランドがエンゲージメントを高め、新規のフォロワーを獲得するのに役立つ。

・業界のインフルエンサーとコラボレーションする

B2Bブランドは、関連性の高いTikTokインフルエンサーと組むことで、リーチと信頼性を拡大することができる。インフルエンサーのお墨付きは、一般の人々から信頼されるため、従来の広告よりも信憑性が高く効果的である。たとえば、米国に本社を置きカスタマーサービスソリューションを提供するZendeskは、インフルエンサーでミュージシャンのJaxと提携して、ZendeskのTikTok用オリジナルソングを発表した。

・顧客や従業員の声を共有する

顧客や従業員のおすすめを紹介することで、ブランドを人間味のあるものにし、広告では実現できない方法で視聴者との信頼を築くことができる。また、ブランドを支える人々やその人たちの役割、仕事への情熱に光をあてることができる。

・ユーザー生成コンテンツ(UGC)を活用する

製品やサービス関連コンテンツを作成するために、顧客や業界のインフルエンサーを活用する。

・他のチャネルのコンテンツを再利用する

他のマーケティングチャネルのコンテンツをTikTok用に再利用して最大のマーケティング効果を得る。

・独自の使用方法に焦点を当てる

使い方のアイディアからチュートリアルまで、視聴者に製品の説明を行い、潜在的な顧客でいっぱいの新しい視聴者へとリーチを拡大する。

 

TikTokコンテンツを最適化する12の方法

1.短尺を守る(15~30秒以内)

2.強力な行動喚起を含める

3.モバイルでの視聴向けに最適化する

4.クリエイティブな機能を試す

5.一貫性のあるブランドボイスを維持する

6.本物で、賢く、パーソナルであること

7.新製品や最新情報を紹介する

8.ターゲット視聴者を強く意識する

9.教育的で娯楽的なコンテンツを作る

10.創業者や従業員などの個人ブランドを活用する

11.業界ニュースに関連性を持たせる

12.製品の説明を「語らず、見せる」


TikTokでの推定支出(百万ドル)

出典:MediaRadar(広告インテリジェンスプラットフォームを提供する米国企業)

 

B2BブランドのTikTok利用方法

多くのB2Bブランドは、より多くの視聴者とつながり、専門知識をアピールし、ブランドを人間味あるものにするためにTikTok上で存在感を確立している。TikTokを利用したB2Bブランドの事例と、どのようにTikTokを利用しているかを紹介しよう。

Adobe

マーケティングの専門家やクリエイターをターゲットに、製品の機能や使用例を紹介している。Adobeはクリエイティブな寸劇を投稿し、グラフィックデザイナーと提携して、グラフィックデザインソフトAdobe Illustratorの使い方の流れをタイムラプスで紹介している。

Biteable(動画作成ツールを提供、本社米国)

手軽に楽しめる関連コンテンツを用いて、ブランド認知度を高めている。同社のソーシャルメディアマネージャーは、ミーム(SNSやWebサイトなどを通して拡散され、話題となった文章や画像・動画などのコンテンツそのものや、そのコンテンツが拡散・改変される現象)を参考にした個性豊かなコンテンツを作成し、その結果、熱心なフォロワーが増えた。

Dropbox(オンラインストレージサービス、本社米国)

TikTokを含むさまざまなソーシャルメディアプラットフォームで短尺形式の動画を投稿している。

HubSpot(マーケティング、販売、顧客サービス向けソフトウェア製品開発およびマーケティングを行う、本社米国)

TikTok用に作られたトレンドのフォーマット、関連性のある寸劇、ポッドキャストクリップ、教育クリップなどがある。また、ソーシャルメディアマーケティングのヒントやコツも提供している。

Notion(多機能ワークスペースツール、本社米国)

B2BとB2Cのハイブリッド企業である同社は、「Notionパートナー」と呼ばれるクリエイターと連携しており、彼らはTikTokで頻繁に製品を紹介している。

Sage(中小企業向けの会計や経営管理ソフトウェアを提供、本社英国)

新しい税制を勝ち抜いている経営者や専門家のビデオを共有するよう、視聴者に呼びかけている。

Salesforce(クラウド型のビジネスアプリケーションを提供、本社米国)

TikTokを利用して、営業マネージャーや経営者をターゲットにした顧客関係管理(CRM)ツールの使い方を紹介している。

Semrush(オールインワンの競合分析ツールを提供、本社米国) TikTokのペースの速いトレンドの変化をソーシャルメディアマーケティング戦略に取り入れ、いくつかの人気動画を配信している。同社の提供する動画は面白く、ブランドに関連している。

Shopify(グローバルECプラットフォーム、本社カナダ)

ビジネスや生産性に関するヒントを提供し、中小企業に自社の製品がどのように役立つかを紹介している。同社のコンテンツは起業家や中小企業向けに作成されており、役立つヒント、寸劇、ミーム、業界のニュース、洞察などを織り交ぜている。

Slack(ビジネスチャットツール、本社米国)

より使いやすいチーム協力ソリューションを探している企業をターゲットにしてTikTokを使用している。そのコンテンツでは、社内コミュニケーションにSlackを使用する利点を強調するおもしろい寸劇や説明動画が紹介されている。

SupplyHouse.com(暖房用品や配管用品などを販売、本社米国)

同社のコンテンツは、「業務用ツール」、顧客が作成した動画、注目の設備、教育、商品に焦点を当てた15種類のSpark Ads(TikTokのオーガニック投稿と機能を広告に活用できるネイティブ広告フォーマット)を重点に置いている。

tl;dv(AI議事録ツールを提供、本社ドイツ)

スタートアップ企業や技術志向の視聴者に「あるある」と言わせるようなおもしろい寸劇でTikTokでの存在感を確立し、成功を収めている。

Zendesk

インフルエンサーやクリエイターと組んで、ユーザーや世界のオフィスの1日を紹介している。

これらのブランドは、TikTokがユーモアとエンターテインメントを重視することに合わせて、ブランドボイスを調整している。これらのブランドは、製品の機能を説明するデモ動画を作成し、役に立つヒントや面白い事実を共有し、顧客の視点から製品を強調し、企業の運営の裏側を垣間見ることができるようにしている。


TikTokはいつまで米国で利用できるか

TikTokは米国で禁止される可能性がある唯一のソーシャルメディアプラットフォームである。TikTokは絶大な人気があるものの、米国では2025年4月5日にサービスが停止されることになっている。

 

TikTokを禁止する法律がある理由

米国やその他の国の政府官僚は、TikTokが及ぼす国家安全保障上のリスクに関する懸念を繰り返し表明している。彼らは、TikTokを運営するByteDanceが中国に本社を置く企業であることから、中国政府がTikTokを利用して米国民をスパイし、特定のコンテンツを盛り上げたり埋もれさせたりして、世論を操作する可能性がある、と考えている。

同アプリは、インド、ヨルダン、セネガル、ウズベキスタン、中央アジアの複数の国々などで、非政府組織(NGO)の職員の使用が禁止、または制限されている。

2019年に、米国国防総省は政府の端末でこのアプリを使用することを禁止した。トランプ大統領は翌年、ByteDanceがTikTokを中国以外の企業に売却しなければ、TikTokを禁止すると脅しをかけた。2024年には、「外国の敵対者による管理アプリケーションから米国人を保護する法律」(本質的には法律という形でのトランプ大統領の脅し)が大多数の超党派の賛成により上下両院を通過し、バイデン大統領の署名で成立した。

この禁止令は2025年1月19日に発効した。この法律では、大統領は90日間の施行延期を発動することができる。この延期は2025年4月5日に終了する。

しかし、トランプ大統領は選択的法執行という政権の方針に従い、TikTokは禁止しないと述べている。

何がこの心境の変化をもたらしたのか。理由は2つある。1つは、米国の1億7,000万人以上のアプリユーザーの多くが、国会議員に苦情の電話をかけ始めたこと。もう1つは、TikTokのCEOであるShou Zi Chew氏が、トランプ大統領の広報活動を行うほど、トランプ大統領と親密な関係になったことである。

禁止令が発効する前日の2025年1月18日、アプリは一時的に利用できなくなった。TikTokは声明を出し、その一部には「トランプ大統領は、就任後、解決策について我々と協力する意向を示してくれたことは幸運だ」と記載されていた。


その2日後のトランプ大統領の就任式に出席したChew氏は、大統領にかなり近い位置にいた。

2月初めに、トランプ大統領は司法省に対し、大手テック企業GoogleAppleに「TikTokをアプリストアからダウンロード可能にしても、法的に訴追されることはない」という書簡を送付するように命じた。両社はTikTokの停止とともにアプリの提供を停止していたが、その後復活させた。

 

その影響は

その影響は、ほとんどない。Cloudflare(Webサイトを高速化し、セキュリティを強化するツールを提供、本社米国)によると、「TikTok関連ドメインのDNSトラフィック(デバイスと DNS サーバー間で発生するクエリーや応答の総量)」はシャットダウン中に85%減少した。TikTok復活後、すぐにトラフィックも回復し、現在はシャットダウン前の90%となっている。2025年1月現在、米国の月間アクティブユーザー数(MAU)は1億7,000万人である。 広告主が投資を続けているのも頷ける。米国のeコマースインテリジェンスプラットフォームCharm.ioによると、「米国のTikTok動画広告費は前月比で、ホリデーショッピングやプロモーションのために広告費が多かった12月以降も大幅に増加している」という。これが何を意味するか説明すると、2024年の最初の6ヶ月間、同サイトでの月間動画広告支出は平均で5,500万ドルだった。2024年中にブランドがTikTokに費やした総額は48億ドルで、2023年から前年比27%増となったDisneyWalmartAmazonなどの大企業を含む、上位10社の合計額は6億9,000万ドルで、これはこの支出の14%にあたる。


2023年と2024年のTikTokの月間支出

出典:MediaRadar



※当記事は米国メディア「MarTech」の2/19公開の記事を翻訳・補足したものです。