ECサイト構築/通販システム構築・支援を主要事業として手掛けている株式会社エルテックスは、2013年から実施している、通信販売に関する「消費者の行動や意識」を集計・分析した調査結果の最新版を発表した。

 

 

調査結果

 

「あなたがECを含む通販で買い物をしたときに、購入のきっかけや、参考にしたSNSがありますか。(複数回答)」と質問したところ、ECを含む通信販売での商品購入の際に、何らかのSNSを購入のきっかけや参考としたのは全対象者の49.5%と約半数が参考にしていた。

 

また、年代別で見た場合、20代ではInstagramが40%、30代ではYouTubeが37.5%が各年代でのスコアトップとなっている。20代では、きっかけや参考にしていないと回答したのは23.3%にとどまり、全般的に20代はEC・通販購入時にSNSとの結びつきが強いという傾向が確認できた。一方、YouTubeに関しては年代が高くなるにつれスコアは減少していくが、60代でも21.7%が参考にしていると回答していることから、EC・通販の購入に対する影響力が他のSNSよりあると見受けられた。

 

 

続いて、「ECサイトの決済方法で、使ったことがある、ないに関わらず、今後使いたいものをいくつでもお選びください。」との質問には、2021年調査比で、クレジット決済が▲2.0%、コンビニエンス決済が▲8.6%とスコアを下げている。その一方、アプリ決済(アップルペイ、グーグルペイ)は、前年比+22.6%と急伸している。また、オンライン決済が多くを占めている一方、オンラインバンキングや、キャリア決済は伸び率が鈍化している。

 

さらに、「ECサイトの決済方法の「その他決済」で、使ったことがある、ないに関わらず、今後使いたいものをいくつでもお選びください。(複数回答)」の回答には、「その他決済(Amazonペイ、LINEペイ、楽天ペイなど)」は前年比で+1.1%と微増にとどまりまったものの、その内訳をみると、PayPayオンラインは年次増加、その他決済方法の多くは年次減少といった傾向が明らかとなった。

 

 

通販やECを利用したことがあるユーザーに対し、個人で保有している、または家庭内で使うことができる機器について質問したところ、昨年90%を超えたスマートフォンが91%になり、タブレットが29.3%と約3割と増加傾向だった。しかし、パソコンは4年連続での減少しており、69.5%と、7割を下まわっていた。これは、スマートフォンで、動画再生やネット検索等、パソコンの役割も果たせてしまっているからではないだろうか。また、携帯電話は昨年9.5%と1割未満だったが、本年は9.3%と下げ止まったようだ。AIスピーカーは昨年比では微増だが8.2%の保有率にとどまり、広く普及しているとは言えない状態となっている。

 

 

今回の調査について

 

エルテックスでは、ECサイト・通販システムの「統合構築」を積極的に推進しており、今回の調査では、通信販売を利用する消費者の「消費行動や利用動向」「周辺を取り巻く環境」などを集計・分析を行った。また、エルテックスは、中核顧客である通販企業の先の、一般の消費者行動や意識を把握することで、通販やECに関する弊社ソリューションサービスを改善し、顧客通販企業へ提供しているサービス強化やビジネス貢献につなげて行きたいと考えているとのこと。