ECサイト構築/通販システム構築・支援を主要事業として手掛けている株式会社エルテックスは、EC/通販に関する市場動向を考慮した独自調査「通信販売に関する【消費者調査】2020」を実施した。今回、そのPart2として、「EC利用で知っている決済方法と使った経験」「ECで今後使いたい決済方法」「EC決済方法の新勢力について」の調査結果を公開した。その一部を紹介する。

 

ECサイト利用者の決済方法に関しては「クレジット」「代金引換(代引き)」「コンビニエンス決済」が、知っている、使ったことがある双方でトップ3となった。特にクレジット決済は使ったことがあるが79.3ポイントで非常に高い数値となった。

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知っている決済の中で「今後使いたいもの」を質問したところ、複数回答ではクレジット、コンビニに続いてその他(Amazonペイ、LINEペイ、楽天ペイなどのID決済)が3番目に浮上した。

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単一回答では、クレジット決済が65.4ポイントと非常に高い数値となったが、「その他」の決済方法の「新勢力」が1.5ポイントの僅差ではあるがコンビニを上回り2位となった。

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その他(Amazonペイ、LINEペイ、楽天ペイなど)に着目し、どれが使いたいかを質問したところ、複数回答ではPayPayオンライン、RPay(楽天ペイ)、Amazon Payの順番となった。

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単一回答では「PayPayオンライン(25.9ポイント)」「RPay(20.6ポイント)」がトップ2ボックスとなった。

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続いて使いたい理由を質問したところでは、「ポイントが貯まるなど特典がある(34.3ポイント)」「簡単に使えそう(28.4ポイント)」がトップ2ボックスとなり、実利的な側面が人気の理由となっている。

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今回の調査で、ECの支払いにおいて新勢力であるID決済が今後使いたい決済方法で人気だったことがわかった。ポイントなどの特典や使いやすさなど実利的な面が注目され、これからのEC決済として期待できるだろう。