ヤマト運輸株式会社SHOWROOM株式会社は、5月12日より、ヤマト運輸が持つ全国の生産者や事業者のつながりと、SHOWROOMの安定したライブ配信プラットフォームを活かし、ライブコマースを通じた販売支援の取り組み第二弾を実施する。

 

今回の取り組みにより、産者や事業者自身がライブコマースの配信者「コマースライバー」となり、地域や商品の魅力をより深く、ダイレクトに全国の視聴者へ届けることが出来るようになる。

 

 

背景

 

新型コロナウイルス感染症拡大により、国内の購買・消費量が大きく落ち込み農家や地場産業まで影響が及んでいる一方で、ステイホームやテレワークを中心とした新しい生活様式が浸透し、ECでの商品購入やSNSなどデジタル上でのコミュニケーションが増加している。このような中、両社の強みを活かした生産者サポートを行うため、ライブコマースを活用した販売支援の取り組みを開始した。

 

また、2020年11月に実施した第一弾では、「SHOWROOM」のライブコマース機能を活用して、STU48のメンバーが実際に瀬戸内地域の生産者の元へ足を運び、商品づくりにチャレンジした背景とともに商品をライブ配信で紹介した。そして第二弾となる今回の取り組みでは、「コマースライバー」となり、地域や商品の魅力を全国の視聴者へ伝えることが出来る上、ライブコマースへの参加から商品の配送まで、両者がサポートを行うので、安心して気軽に利用できる。

 

 

参加から配送までの流れ

 

1.ヤマト運輸が全国の生産者・事業者を募集し、選定。

2.参加する生産者・事業者の専用配信ルーム(SHOWROOM内)をヤマト運輸にて作成。

3.商品の開発の背景・工程や普段見ることのできない製造の様子、自身でライブ配信。

4.ライブ配信中に購入された商品は、後日、ヤマト運輸が購入者へ発送する。

 

 

今後も両社で連携し、コマースライバーの育成や越境ECなど、生産者や事業者がライブコマースを活用して商品の魅力を発信できるような支援を積極的に行っていき、生産者向け販売支援に限らず、新たなビジネスモデル構築の検討も進めていくとのこと。