株式会社アイルが提供する複数ネットショップ一元管理サービス「CROSS MALL」は、BASE株式会社が提供するネットショップ作成サービス「BASE」と、注文情報・在庫数のサービス連携を開始した。

 

「CROSS MALL」は、複数ネットショップの商品・在庫・受注・発注・仕入の一元管理が可能な、月額制のサービスである。ツールの提供だけでなく、クリエイティブなネットショップ運営を支援すべく、ネットショップバックヤードの表彰や交流・情報交換を行う「BACKYARD FES.」や、ネットショップのバックヤード特化型メディア「B.Y」など、バックヤード担当者に有益な場やコンテンツを随時企画・運営している。

 

「BASE」は、誰でも簡単にネットショップが作成できるサービスである。導入が簡単な決済機能、おしゃれなデザインテーマ、トランザクション解析ツールなど、ネットショップの運営に必要な機能を備えている。また、簡易な操作性でネットショップを運用できるため、商品を企画・生産・製造している人が、ものづくりをしながら販売まで対応することができるサービスである。

 

今回の連携により、「BASE」を利用しているネットショップオーナーが、モールなどに出店して複数のネットショップを運営する場合、注文情報・在庫数の一元管理が可能になる。ネットショップの業務効率向上だけではなく、販売機会損失を防ぎ、売り越しや売れ残りリスクの軽減による、販売促進の支援にもつながる。

 

新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、ネットショップを利用する方が増えている今、「BASE」は2020年5月にネットショップ開設数が100万ショップを突破し、ネットショップオーナーの支援活動を行っている。「CROSS MALL」としてもサービスを連携することで、ネットショップ運用におけるバックヤードの業務効率化を支援していくとのこと。