小包エクスプレス輸送プロバイダーのGLS Spainは、多数の宅配小包用コインロッカーを提供するPudoやHapiick、PDN360ターミナルを同社のネットワークに統合。その結果、現在、スペインのGLSで利用可能なコインロッカーは200カ所を超えた。
今回のGLSネットワークの拡大により、スペインの消費者は現在、全国の5,700箇所以上のGLS Spainの集荷及び配達ポイントを利用できるようになった。コインロッカーは(一部の地域では)24時間年中無休で利用可能であり、消費者の利便性はさらに向上するはずである。
「消費者はいつでもどこでも好きな場所で小包を受け取ることができる」
GLS社ゼネラルマネージャーのIberia氏は次のように説明している。
「eコマースでは、小包のピックアップにおける利便性向上によって満足度の高い消費者のショッピングエクスペリエンスを提供するため、ラストマイル(最終配達拠点からエンドユーザーまでの物流サービス)に最新の配送ソリューションの導入が求められている」。
「(ビデオレンタルショップや新聞販売店などに複合している)5,500店のGLS ParcelShopsと、200拠点を超えるPudo、Hapiick 、PDN360のターミナルによって、消費者は、最も都合の良い場所とタイミングで、迅速かつ簡単に小包を受け取ることができるだろう」。
GLS Spainは、注文された商品をParcelShopもしくはコインロッカーに直接配送する。そして小包がそのいずれかに到着すると、受取人は、ロッカーを開けるためのSMSコードを受信する仕組み。なお、注文品は5日以内に受け取る必要がある。
コインロッカーで返品
GLS Spainは今年、自動コインロッカーを介しての返品オプションの導入を計画しているという。
※当記事は欧州メディア「Ecommerce News europe」の1/20公開の記事を翻訳・補足したものです。
※画像出典は「Marketing4Commerce」より。